日本語には様々なオノマトペがあります。
このオノマトペというのは、擬音語と擬態語の総称のことです。
食べるときによく表現する「サクサク」といった音や光っているようにみえるものを「つやつや」といったりと、日本人はなにかとこのオノマトペを使う、または本などで使われるのをよくみると思いますが、
英語にも、こういったオノマトペはあるんです!
以前、動物の鳴き声のオノマトペはこちらの記事で紹介しました(興味ある方は、ぜひ見てみてください!)
なので、今回は、動物の鳴き声以外のオノマトペを皆さんに紹介したいと思います。
- 「サクサク」「つやつや」は英語で?英語の「オノマトペ」43選!
- まとめ
「サクサク」「つやつや」は英語で?英語の「オノマトペ」43選!
日本語は他の言語よりも、オノマトペが多いです。その理由として日本語は動詞や形容詞が他の言語と比べると少ないので、オノマトペを使って色々な表現をするのが普通なんです。
例えば、ワクワクしている!というと、楽しみなことを表すことができますよね?
英語にもこういったオノマトペはあるのですが、日本語のオノマトペと少し違うところがあります。
それは、日本語は「ざあざあ」「サクサク」など音でオノマトペを表現します。ですが英語では音というよりも形容詞、動詞で表現する傾向があるんです。
そういった点に気をつけて、英語のオノマトペを見ていきましょう!まずはこちらから!
人間が発する、人間に関するオノマトペ(人の感情、表情、気持ち、言動)
1 phew ふうー!
このPhewは海外ドラマなどでも、よくみられる表現で、意味は「ふー」とホッとした気持ちを表すことができます。
例:Phew! I made it! ふうー!間に合った!
2 snicker くすくす
snickerは、くすくす笑うといった意味を表します。
このsnickerは動詞なのですが、先取紹介した、英語のオノマトペは動詞や形容詞が多いといった一つの例です。
ちなみに、chuckleもくすくすといった意味を表します。
3 guffaw ゲラゲラ
snickerよりも、より大きいゲラゲラといった笑いを表したいときには、guffawを使います。
4 wow わお!
なにかにたいして驚いたときや、ショックを受けた時にこのwowは使われます。
日本語の「わお!」と発音は似ています。
このwowはメールでもよく使われますよ!
5 Ew! うえっ
Ewは、なにか気持ち悪いものをみたときに使うことができます。
日本語でいう「うわっ!」「うえっ!」みたいな感じです。顔文字だと、(;´Д`)←な感じです笑
6 blah blah ベラベラ ペラペラ
日本語でいう「ベラベラ」「ペラペラ」はblah blahで表せます。ブラーブラーといった発音です。
このblahを3回続けて、blah blah blahというと、あーだこーだといった意味になり。冗長な部分を省略することが可能です。
例:He said ”I like you because you’re sweet, kind, hot, blah blah blah”
彼、私に「君のことが好きなんだ。なぜなら可愛くて優しくてセクシーであーだこーだ・・・」とにかく言ってたわ^^;
7 ahcoo! ハックション!
くしゃみをするときの音、ハックション!は英語ではアチュー!と言います。
なんだか日本語のオノマトペと比べると、英語は可愛らしいです。
8 babble バブバブ
赤ちゃんが何か話しているときの表現はbabbleで表せます。
9 slap ピシャリ
slapは誰かを平手打ちするときの「ピシャリ」といった音です。
10 mumble もごもご
言葉をはっきりとは言わず、モゴモゴ言うときは、このmumbleを使います。
11 gargle ガラガラ
うがいをするときの「ガラガラ」といった音は、gargleで表せます。
12 tap トントン
何かを軽く叩くときにはtapを使います。
13 frivolous チャラチャラ
軽い言動などで、浮ついた人を意味する、「チャラチャラ」ですが、このチャラチャラした人を英語で表すには、frivolousを使います。
例:He is so frivolous 彼ってほんとチャラチャラしてる
14 chug down/gulp down がぶがぶ
飲み物を「がぶがぶ」飲むなど、一気に飲む時にはchug downもしくは
gulp downを使います。
例文: I chugged down a glass of water コップ一杯の水をがぶがぶ飲んだ
15 sit around ゴロゴロ
特になにもせずにゴロゴロしているの、ゴロゴロを表すにはsit aroundです。
16 silky つやつや
silkyはsilk(絹)の形容詞です。
絹のように肌触りが良い、つやつやした感触を表したい時に使います。
17 heart beating ドキドキ
心臓のドキドキは、heart beatingです。
18 excited ワクワク
excitedで、何かを楽しみにしていたり、気持ちが高ぶっている様子、つまりワクワクする気持ちを表すことができます。
例:Are you excited to travel to Canada? カナダへの旅行にワクワクしていますか?
物体が発するオノマトペ
19 rattle ガタガタ
ガタガタ物が揺れる音を表します。
20 tick tack チクタク
時計の秒針がチクタク進む音を表すには、tick tackを使います。日本語と同じですね。
21 jingle チリンチリン
小さなベルや金属がチリンチリンとなる音は、jingle ingleと表します。
ちなみに、jingleもチリンチリンと鳴るといった動詞です。
22 creak ミシミシ
床、椅子などがミシミシ音をたてている音、つまりきしむ音を表現したいときにはcreakを使います。
食べ物で使われるオノマトペ
食べ物で使われる英語のオノマトペはこちらになります。
23 sizzle ジュージュー
ジュージューと肉が音をたてて焼けている様子を表すにはsizzleを使います。ステーキなどを焼くときにこのsizzleは使われます。
24 champ-chomp ムシャムシャ
何かを食べる時に、このchamp-chompを使います。
このchamp-chompは、決して音をたてて食べていて行儀が悪いと避難しているのではなく、音をたてていなかったとしても普通に食べる時に使われます。
25 heavy tasting こってり
脂っこいものやコクがあるときの、こってりといった表現はheavy tastingになります。
26 light tasting あっさり
こってりと違って脂っこくないもので、あっさりとしていると表現したいときは、light tastingになります。
27 crunchy カリカリ
カリカリした食べ物を表すときには、crunchyです。
28 frosty キンキン
キンキンに冷えた状態を表すには、frost(霜)の形容詞のfrostyです。
例:This water is so frosty. この水キンキンに冷えてる
29 gooey ネバネバ
納豆のようなネバネバした食感の食べ物に対して使えるのが、gooeyです。
30 fluffy ふわふわ
fluffyは形容詞で「ふわふわ」した感触のものに対して使われます。
食べ物だとパンケーキなどを食べたときの感想として使うことが多いです。
31 chewy もちもち
もちもちしている食感はchewyです。
32 crispy サクサク
サクサクした歯ごたえの良い食感のものは、crispyになります。
例:This is so crispy. what’s this? すごいサクサクしてる。これってなんですか?
33 dry パサパサ
乾燥したようなパサパサした食べ物にはdryといった表現を使います。
例:wow! it’s so dry. うわっ!これすごいパサパサしてる。
自然のものが発するオノマトペ
お花屋、星、雨などの自然のものが発するオノマトペを紹介していきます!
34 twinkle キラキラ
twinkleは星がキラキラ輝いている時に使います。
有名なキラキラ星の歌も、キラキラ光る~のところはtwinkle twinkle little star~となっています。
35 flutter ひらひら
花びらなどが空中に「ひらひら」舞うときの表現はflutterです。
36 rumble ゴロゴロ
雷が「ゴロゴロ」鳴るのゴロゴロはrumbleです。
37 pouring ザーザー
雨勢いよくふっているときにはpouringという表現を使います。
38 drizzle しとしと
小雨がしとしと降っているときはdrizzleです。
39 hot and humid ムシムシ
hotは暑い、humidは湿気の多いといった意味がそれぞれあり、これらをあわせることで熱くて湿気が多いムシムシした状態を表すことができます。
日本ではこのhot and humidといった状態を夏の時期に表すことができます
40 damp じめじめ
湿気のあるじめじめした状態を表すには、dampです。
例:It’s damp today. 今日はじめじめしている。
痛みを表すオノマトペ
痛みを表すオノマトペは、ズキズキ、キリキリなど色々ありますが、それらの英語のオノマトペはこちらです。
41 sharp/stabbing キリキリ
キリキリするような痛みはsharp/stabbingです。
例:I have a sharp pain. キリキリと痛みます。
42 prick チクリ
何か細長い、尖ったものが刺さったりして、チクリとした痛みを表すときには、prickを使います。
43 throbbing ズキズキ
ズキズキと痛みを感じるときには、throbbingです。
例:My head is throbbing. 頭がズキズキします。
まとめ
いかがでしたか?
英語のオノマトペは、日本語のオノマトペと違って動詞や形容詞で表されることが多いことに気づいたでしょうか?
これらのオノマトペを使うことで、表現のバリエーションがより豊かになります。
ぜひ、今回紹介したオノマトペを使って、食レポや自分の気持ちなどを表現してみてください(*^^*)
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