ー世界へのDOORー

アメリカ留学経験済みの筆者が英語や留学、海外の文化等を紹介したり、自分自身が興味あるものをひたすら記すブログです。

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引きこもり、ニートを英語で?アメリカと日本の引きこもりの見方

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みなさん、こんにちはこんばんは!Rinです!

最近、ニュースなどで引きこもりの事件などが多く取り上げられていますよね?

日本では「引きこもり」は大きな社会問題となっています。


今回は、
「そういった引きこもりやニートを英語でどう表現するのか?」
「アメリカには引きこもっている人はいるのか?
「アメリカと日本の引きこもりの見方、考え方」


というものについて紹介していきたいと思います。

 

 

引きこもり、ニートを英語でなんて言うの?

寝ている人

引きこもりとニートは英語でどう表現するのかについてまず最初に取り上げていきたいと思います。
英語ではどう表せばいいのかはあまり知らない人も多いのではないでしょうか?

引きこもりは英語で?

引きこもりといっても、いろいろな引きこもりがあるので、それに応じてたくさんの英語表現があるのですが、

今回は、休日は引きこもるのが好きで家でのんびりする人、という趣味の意味よりも

外の世界を完全にシャットダウンして家にずっとひきこもっている、
精神的な問題で引きこもりをしているという、ニュースで取り上げられているような引きこもり
の英語表現について紹介したいと思います。


色々どの表現がいいか考えていたのですが、個人的にピッタリだなと思うのは、

a shut in

です。
shutは閉める、閉ざすという意味があります。

これを使って、shut oneself in~で、~の中に閉じこもる
       shut oneself off from~ ~との関係を断つ

と言うことができます。

例:My son shuts himself in his room. 息子は部屋に閉じこもっている。
  My younger brother shuts himself off from society. 弟は社会との関係を絶っている

と表現できます。



shut以外で表現するには、

social withdrawal も使うことができます。

withdrawalは、何かから引くことや、撤退を意味します。つまり、社会から撤退するという表現になります。

例:Social withdrawal is a huge problem in Japan. 日本では引きこもりは大きな問題です。



また、引きこもりのことを単語で表現するのではなく、説明をしてあげることで相手に理解してもらうこともできます。

例:My son doesn’t work and stays home all day. 息子は働いていないで一日中家にいるんです。
家で働いている人は別にして、社会で問題となる引きこもりの人は多くの人が働いていないので、doesn’t work働いてないを使って表現できます。

ニートは英語で?

ニートは日本では、就労せず学生でもない働いていない人を指しますが、このニート英語ではどう表現するのでしょうか?

ちなみに、日本で使われているニートというのは、NEET、
Not currently being Employed, Educated or Trained (就労せず学生でもなく、職業訓練を受けているわけでもない人)のそれぞれの頭文字をとったものからきています。
このNeetはイギリス政府が提唱したと言われているのですが、日本よりかは英語圏、アメリカなどではあまり知れ渡っていない表現です。

もし、アメリカなどでニートと言っても、Neatと勘違いされ、neatの意味する「こぎれいな、均整の取れた」などの意味と勘違いされてしまうでしょう。^^;


英語圏でニートよりも、使われる表現があります。

それは、Bum

bumは浮浪者、怠け者などの決して良くないイメージで使われます。

それか、Moochも使われます。

これも意味は、「ぶらつく、ふらつく(人から)ものをねだる」などの意味があって、これも良い意味で使われることはないです。

アメリカでは引きこもりしている人っているの?


「日本では「引きこもり」は深刻な問題だが、アメリカでは引きこもっている人はいるのだろうか?」


日本の引きこもりが引き起こしてしまう事件などをみると、海外でもこういった引きこもりはいるのだろうか?と疑問に思ったことはありませんか?

実は、アメリカにもこういった引きこもりの人たちはいます。

アメリカのオレゴン健康科学大学のアランテオ氏は、アメリカで学校にも行かず仕事もせず職業訓練をうけていない、ニートが引きこもる状態になっており(日本と同じですね。)
多くの場合は、男性が引きこもっていると説明しています。

ちなみにピュー研究所による2015年の研究ではアメリカのニート人口は1000万人とされていますが、ひきこもりの数は把握されていないらしいです。

ニートは引きこもりと関連性があるため、引きこもりの数もニートの数と相当しているのではないかと思います。

引きこもりは決して日本だけの問題ではないんです。

 

アメリカと日本の「ひきこもり」の見方

アメリカにも引きこもりはいると理解した上で、今度はアメリカと日本の引きこもりに対する見方、考え方について紹介できたらと思います。


基本的に思うことが、アメリカと日本のひきこもりの見方は違うのではないかということです。


私がアメリカの大学で心理学をとっていたときに、精神的な問題の授業で引きこもりも取りあげられていて、引きこもりについて色々勉強してアメリカの引きこもりに対する考え方見方から学んだことなのですが、

アメリカ人は、引きこもりはまず最初に「病気」としてとらえることです。
引きこもりから考えることはまず、広場恐怖症(外出を怖がるが、対人恐怖などはない)
と思います。
ですが、友人や親などを避ける対人恐怖や人間不信の症状を知ると、
トラウマ性の病気として理解することが多いです。

アメリカでは退役軍人などがよくなりやすいPTSD(心的外傷後ストレス障害)などのトラウマ関連の理解が進んでいるのもあって、こういったトラウマなどの症状には敏感ですし、引きこもりでもそういった症状があると「病気」として扱われるんです。


それに比べて、
日本では「引きこもり」と聞くと大体の人が「病気」というよりも単なる「怠け」としてみることが多いのではと思います。
もちろん、引きこもりによって引き起こされた事件などをみると、引きこもりに対する考え方もそうなってしまうのも理解できますし、
もちろん昔よりは色々な引きこもりに対しての研究がされて「引きこもりは単なる怠け」という見方は少しずつ変わってきたのではないかと思います。

ですが、アメリカで学んだ「引きこもりに対する考え方、見方」を考えると、日本ではどうしても「怠惰」と結びつけてしまう人が多いのかなとも思います。

日本で「引きこもり」の問題を取り上げている議論されているのをみて思うのが、多くの人が「働かないことや外に出ないこと」だけを取り上げて
その引きこもりの原因となっている人間不信、対人恐怖、自殺願望、トラウマ性の症状にはあまり目が向けられていないと思うのです。
このことから、
アメリカでは引きこもり=病気と考えられるものの、日本では引きこもり=状態で考えられているのではと思います。

見方がそれぞれ違うのは、アメリカと日本の考え方が根本的に違うから

こういった見方になってしまうのは、アメリカ人と日本人のそもそもの考え方が違うからではないかと思います。

アメリカ人の考え方は、基本的に個人の自由を尊重し、大切にする社会です。
どんな仕事について、どういった風に子供を育てて、どんな宗教を信じるか、どんな思想をもつのか、様々な点からアメリカ人は多くの自由を選択することができ、持っています。

そういった自由を重んじるアメリカでは
「友達、恋人もいないで、仕事もできず家からもでられない、自由を制限されている、している引きこもり」というものは、
アメリカ人にとって囚われて牢屋に入っているようなものだと感じ、そんな自由を奪われた引きこもりに同情しやすいのです。

日本では、個人の自由を尊重するというよりも、あたえられた役割をそれぞれすることを重んじる傾向があります。
「~だったら~するのが当たり前」という考え方です。

例えば、
女性なら子供を産むのは当たり前、
学校を卒業した男性なら毎日働くのは当たり前
子供は学校に行くのが当たり前

こういった
与えられたそれぞれの暗黙の役割に沿って生きていくことが日本では昔から根付いています。

文句を言わないで残業するのは当たり前、
学校で良い成績を取ることは当たり前、
家事をして良い奥さんになるのは当たり前
結婚したら子供を産むのは当たり前

など、アメリカなどにはない日本の古くからの価値観、考えなどが根付いていて、

その役割などを否定した場合、できなかった場合はわがままだとみなされて、世間の冷たい目にさらされ肩身のせまい思いをさせられることになります。

そのため、
定職を持たない男性
結婚しない男性、女性
子供を産まない女性
家事をしない主婦

こういった人は型にはまっていないとみなされ、良くない例としてされやすいのです。

そのために、
日本人は常に根性、やる気、我慢をテーマにして世間から批判されないために生きています。

嫌なことを我慢してする、努力と忍耐は日本人の精神とでも言うのでしょうか。

そういった考えが根本的に根付いているため、
「仕事もせず、社会との関係を絶っている引きこもり」社会から与えられた役割から逃げているという考えにいきつき、日本人は引きこもりを病気として認識し同情するよりも、怒りを感じて批判することが多いのではないかと思います。

また、そういった価値観や考え方が根付いているからこそ、日本で深刻な引きこもり問題を生み出しているのではないかと思うのです。

あくまで、私がアメリカで「引きこもり」について学んだアメリカ人の見方からいろいろ考えたことなので、全てあてはまるというわけではないのですが、
こういった見方考え方から日本の引きこもり問題は深刻化しているのではとも思っています。

 



どうでしたか?
引きこもり、ニートなどの英語表現は理解できたでしょうか?


引きこもりが引き起こしてしまう事件を防ぐためにも、ただ引きこもりを非難するだけではなく、引きこもりを病気として捉えて、そういった悪い結果を引き起こさないためにも
「どういったトラウマや問題を抱えて引きこもったのかを理解して、それぞれの問題に専門家などを通して取り組んでいく」必要があるのではと、最近の事件などをみて思いました。

この記事が少しでもお役に立てたら幸いです(*^_^*)


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