ー世界へのDOORー

アメリカ留学経験済みの筆者が英語や留学、海外の文化等を紹介したり、自分自身が興味あるものをひたすら記すブログです。

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「学ぶ」という意味のstudyとlearnの違いってなに?

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studylearnはどちらも「学ぶ」「勉強する」と10代の時に英語の授業で習ったと思いますが、実はこのstudyとlearn、それぞれちょっとしたニュアンスの違いがあり、状況によって使い分けがあることはご存知でしたか?

 今回は、そんなstudyとlearnのそれぞれの意味と、どういった時に使われるのかを紹介していきます!

 

 

「学ぶ」という意味のstudyとlearnの違いってなに?

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「どちらも学ぶ、勉強するって習ったから、別に気にせず勉強する、習得するって言うときには、どっちでもいいんじゃ・・・?」と思われる方もいるかもしれませんが、


それぞれの意味をしっかり理解して使わないと不自然な文章や会話になってしまうことがあります。


まずはstudyから紹介していきます!

Study

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まずはStudyから説明していきます。

studyは、学ぶという意味がありますが、知識や、スキル、技術といった何かを習得しようとする、または勉強しようとする「過程」に重点を置いています。


学んでいるという「過程」、つまり学習行為そのものが重要視されているので、学んだものがしっかりと定着しているかといった結果は問われません。
つまり身についたかどうかはstudyを使う場合はわからないということです。


そのため、学習したものが身についたかどうか結果を言う場合にはこういった言い方をして表現します。


例:I studied Spanish, but I still can’t speak well. スペイン語を勉強したのですが、まだ上手く話せません。

(勉強したけど、結果的にまだ達成できていないパターン)

  I studied Spanish, so I can speak fluently. 私はスペイン語を勉強したので、流暢に話せます。
(勉強して、結果的に達成できたパターン)


studyを使って結果を表すには、こうやって結果を追加してあげることが重要です。なぜなら、studyだけでは、学習している「過程」だけを表し、結果はわからないからです。


また、studyには、アカデミックなことを研究するといった意味もあります。ここでも、結果は気にせず、研究している行為自体を指します。
そして、学校で学ぶことはstudyと表現されます。


studyがどんな時に使われるかもっと理解するために、例文を見ていきましょう!


例: He studied English so hard. 彼は英語を一生懸命勉強した。

She studies Spanish for an two hours every day. 彼女はスペイン語を毎日2時間勉強してます。

He studied psychology at university. 彼は大学で心理学を勉強しました。

I’m studying to become a Certified Public Accountant. 公認会計士になるために、勉強中です。

Learn

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お次はLearnです。studyは勉強する「過程」に重点を置いていると上で述べましたが、learnはstudyとは逆で、勉強や経験をすることで、「結果」としてスキルや知識などを身につけることを言います。

つまり、勉強して得たもの、結果に重点を置いていて、勉強してその知識やスキルを獲得したことができたのかが重要視されます。


例えば、studyを使って中国語を勉強していますと言うときには
I’m studying Chinese. と言い、結果的に中国語が身についているかは定かではないが、とにかく勉強しているという過程が重要視される一方

learnを使った中国語を勉強していますは、
I’m learning Chineseとなり、中国語が実際に習得できている意味合いで「私は中国語を学んでいます」と言っているんです。


studyとは違って、勉強したものがしっかりと身についていることを意味するんです。

学んだものがしっかりと身についていることを意味するので、

I learned Chinese, but I still can’t speak well. (私は中国語を勉強したけど、まだ上手に話すことができない)
ということはできないんです。
この場合はlearnedの代わりにstudiedを使います。


また、スポーツ、料理、ダンス、楽器などはstudyよりもlearnを使う方が自然な表現になります。


例文を見ていきましょう。

She learned how to cook french cuisine from my mother. 彼女は母親からフランス料理を学びました。


He’s learning to how to play the guitar. 彼はギターの弾き方を学んでいます。


She’s learning how to swim. 彼女は水泳を習っています。

I learned about business management. 私は企業経営について学びました。


People learn from experience. 人は経験から学びます。

StudyとLearnを比較した例文

studyは「過程」learnは「結果」に重点を置いていることがそれぞれわかったと思いますが、ここでそれぞれ文を比較して見てみましょう。


・ He studied Chinese yesterday
・ He learned Chinese yesterday.


上は「彼は昨日中国語を勉強しました」下は「彼は昨日中国語を勉強しました」という意味になりますが、どちらか不自然な文章になっていることに気がつきましたか?


どちらも文法的には問題ないのですが、yesterdayという「昨日という一日」という時間に注目してみてください。

下のHe learned Chinese yesrerdayですが、相当天才な人でない限り、昨日というたった一日で中国語をマスターできる人はいませんよね?
なので、このHe learned Chinese yesterdayは不自然な文章になります。

 

まとめ

 

いかがでしたか?


studyとlearnは「学ぶ」という意味で習ったと思いますが、それぞれ少しニュアンスの違いがあることをわかっていただけたでしょうか?


ここでまとめると

studyは、勉強する「過程」を重要視する。
learnは、勉強して習得した「結果」を意味する。


ということをそれぞれ覚えていただけたら嬉しいです(*^_^*)


少しの違いですが、これらを使い分けることができると、ネイティブのように自然に英語を使うことができますよ!

 

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