ー世界へのDOORー

アメリカ留学経験済みの筆者が英語や留学、海外の文化等を紹介したり、自分自身が興味あるものをひたすら記すブログです。

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アメリカの行事「Sweet sixteen」って?女の子のための成人式?

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 Sweet sixteenっていったいなに?

16と書かれた風船

Image by NikeChillemi on Pixabay

みなさんこんにちは!前回しょうかいした日本の成人式に関する記事で、アメリカで成人になって大人になった人たちは、日本のように20歳になったらお祝いするという決まっておこなわれる行事などはないと言いました。

成人式の記事を載せておきますね!もしよかったら見てみてください!

 

www.rin-world.com

 

女性だけの視点で考えてみると、大人になった人を祝うという成人式の行事とすこしだけ似ているスウィートシックスティーンというイベントがあるんです。

 これを日本語に訳すと「甘い16の年」になり、16歳をむかえた女の子をおいわいする行事です。
むかしから女の子が16歳という年齢に達すると、大人の女性として世間から考えられてきました。
昔は10代という段階で結婚する人も結構多かったので、恋愛や結婚などを考える16歳という年齢を大人になる年齢として考え、その年になったらお祝いをするという習慣がアメリカではできるようになりました。
さらにアメリカでは多くの州で車の運転免許を取得できる年齢が16歳からみとめられるという制度もあり、親に送り迎えしてもらうことは今までより少なくなり、自分で運転し自立できるようになります。
日本では16歳って普通車の運転免許は取ることができませんし、高校1~2年生は子どもとおもうところが何となくあると思います。
男の子女の子関係なく誕生日以外で16歳になったら何か特別なことを催す、というのもありませんよね。
私自身も誕生日で16歳になった時は、「私ももう大人になったな。」などと思っていましたが、今になって考えてみると16歳は子どもだよなあと思います。
ちなみに私自信この16歳の女の子のための行事は、アメリカに留学している時に知りました。アメリカ人の女の子の友達といつから大人?ということについてお互い話していたときです。私はその子に20歳になったら大人かなと言った時にその子が、アメリカでは女の子は16歳って特別でお祝いもされるんだよ!と私に嬉しそうにそのことについて教えてくれました。私はその時その行事にとても興味を持ったのを覚えています。

そんな行事ですが一般的に少し裕福な家庭の人たちが16歳になった女の子(お嬢さん)に、お祝いをすることが多いみたいです。
さらに最近では男の子のお祝いもされるようになったとか。確かに男の子からしたら、「僕たちも16になったら祝われたい!」とおもいますよね。

Sweet sixteen(スウィート16)の行事ではどういった風にお祝いをするの?

この行事は誰のための行事なのかはわかったとおもいます。そのイベントでどのように女の子たちはおいわいを皆からされるのかというと、それは人それぞれと言っていいかもしれません。
基本的に毎年来る誕生日よりかは少し豪華に行われるものですが、どう祝うかは、16歳の年を迎えた祝われる女の子本人がどんな風にお祝いをしたいかによります。つまり、祝われる人次第ということになります。
例えば大部屋を貸しきったりして、100人以上の大人数を呼んで盛大にパーティするのも良いし、リムジンなどを借りてセレブ風にお祝いするのも良し、また家に友達や家族で少ない人数でホームパーティなどをするのも良い、ドレスコードが決まってるフォーマルなパーティにしてもOKですし、カジュアルなパーティにしてもいいんです。

祝われる16歳の女の子、つまり主催者が自分の16歳をお祝いするためにどんなパーティにしたいかを3~4ヶ月前から計画を考えたりします。中には家族も加わって一緒にどんなお祝いにしたいかを考える女の子もいます。
人数は何人呼ぶか、テーマはどういったものにするか、ドレスコードはどうするかなどといった細かい内容を計画するんです。
もし、私がこのスウィート16をお祝いされる立場だったとしたら、家にDJを呼んで友達も呼んで、自分の好きな音楽をかけてもらって、皆でダンスするようなパーティが良いなとおもいます。それか、家族と友達少人数でリラックスした形でお祝いも良いなあと!16歳がなつかしいです!(笑)

アメリカで売られている誕生日カードも16歳のものが多い?

 日本では、文房具屋さんなどで売られている年齢付きのカードで16歳のものってなかなか見当たらない気がしますが、アメリカのスーパーでは16と書かれている、Birthday Cardは結構色々な種類があるんです。
私も、アメリカ留学していた時に、スーパーのカード売り場で友達の誕生日カードを探している時に、この16と書かれたカードをよく見かけました。その当時は、この「Sweet sixteen」というイベントをまだ知らなかったので、何でこんなに16歳のカードが沢山あるんだろうと思っていましたが、後になってそのイベントの存在を知り、そういうことだったんだと理解できました。
基本的にアメリカの誕生日カード売り場は品数がたくさんあって、21,18,と同じように16歳のカードも色々な種類があるんです。もし、アメリカの女の子の友達がいたとして16歳になるこがいたら、カードを買って送るのも喜ばれそうだなあとおもいます!

どうでしたか?アメリカも女の子の”年齢を祝う”という意味では、成人式と少し似たようなところもありますよね?
この記事が少しでも面白かった、ためになったとおもっていただけたら幸いです!

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