ー世界へのDOORー

アメリカ留学経験済みの筆者が英語や留学、海外の文化等を紹介したり、自分自身が興味あるものをひたすら記すブログです。

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TED!植松努「思いは招く」心を動かされた20分感動のスピーチ!

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dream

みなさん、こんにちはこんばんは!Rinです!

今回は、久しぶりにTEDの動画についてみなさんに紹介したいと思います!

以前紹介したTEDの動画はこちらです。一回みていただけたら嬉しいです(*^_^*)

 

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 今回のTED動画は、外国人のスピーチではなく、日本人の方のTED動画になります。

スピーチする方の名前は、植松努さんという方です。

植松さんのTEDを初めてみたときに、途中から感動して涙が自然に出てきました。

 今回のスピーチは誰にもあてはまることなので、ぜひ一回みなさんにこのTEDを観てほしいです!(*^_^*)


タイトルは「思うは招く」約20分と若干長いように感じますが、観始めると自然と引き込まれて長さを感じず、あっという間に終わってしまいます。

まず最初はこの植松努さんという人物について紹介します。

 

TED!植松努の「思いは招く」の植松努さんとは? 

 

まず最初に今回スピーチする「植松努」さんについて紹介したいと思います!

植松努さんは、北海道にある「植松電気」という小さな工場を経営している方です。


ちなみに、この植松電気という会社は元々植松さんのお父さんが経営していて、1994年に入社しました。

仕事内容は産業廃棄物などの除鉄銑鉄に使う電磁石などの開発政策を行っています。


そんな彼にはもう一つの顔があり、
それは小さい頃からの夢であった宇宙開発事業に携わって、
ロケットの開発、微少重力の実験、人工衛星の開発、アメリカ民間宇宙開発企業との協同事業などの研究をしている
ことです!


ちなみに、植松さんは「下町ロケット」のモデルになった人です!


今回のTEDのテーマは、思うは招く。

願いを実現する方法、というものを植松さんが経験してきたことをふまえてスピーチをしてくれます。

「自分には無理だ」「やっても無駄だ」そう思っている方に、ぜひこのTED動画をみてほしいです!

今回は、植松さんが日本人ということもあり、日本語で笑いあり涙ありのスピーチなので、気軽に観ることできます!
下に、スピーチをまとめたものを載せておきますが、みなさんにはぜひこの動画を1回観てほしいです!(*^_^*)

TED!植松努さんの「思いは招く」 

 

www.youtube.com

 

大好きなおばあちゃん、おじいちゃんから教わったこと  

月


「お金があったら本を買いなさい」


僕のばあちゃんは僕にこう言いました。

僕のばあちゃんは樺太という所でたくさん貯金をして暮らしていましたが、戦争によってそのお金が紙くずになってしまった経験から、僕にこう言ったのです。
「お金は値打ちが変わってしまうもの、だからお金があったら貯金なんかしないで本を買いなさい」と。


大好きなじいちゃんとの思い出は、アポロの月着陸です。
一緒にテレビを観ました。

僕はじいちゃんがとても喜んでいる姿をみました。それがきっかけで、本屋に行ったら飛行機やロケットの本を手にとるようになりました。


中学生になったころ、夢は飛行機やロケットの仕事をすることになっていました。

中学生のときに先生から言われた言葉から考えたこと 

悲しむ女性


中学生になって、自分の夢を叶えるために自分なりに勉強していたときのこと。


先生が言いました。

「そんな夢みたいなこと言っていないで、テスト勉強しなさい」と。


飛行機やロケットの勉強はしていたけど、学校の勉強は当時ほっぽらかしでした。

さらに先生は、

「宇宙なんてよほど頭が良くないと無理だ。すごくお金もかかる。別世界の話だお前なんかにできるわけがない」

と言ったのです。

先生に言われて、「夢」ってなに?と自問自答してみる 

先生に言われて、僕はこう考えました。



「夢って何だろう?」


「出来そうな夢しか見ては行けない?」


でも出来るか出来ないかは誰が決めるのでしょうか?


やってみなければ分からないのに、やったこともない他人が決めるのはおかしいのではないでしょうか。

でも僕は先生からは
勉強しないと、いい会社に就職できなくて大変だよと脅されました。
いい会社とは、安定していてなるべく働かなくて沢山給料が貰える会社だといいます。
でも僕は思うんです。

「勉強するほど能力が身につくはずなのに、頑張って勉強してそれをなるべく活かさないようにするのはおかしいんじゃないかと。」

お金は大したものではない 

お金


お金というものは大したものではありません。
自分に出来ないことをお金に頼っているに過ぎません。

でも、自分に何かが出来るとすれば、それは誰かへの手助けになって、仕事へと繋がります。
人間が生きていく上で大事なことは、
「できなかったことができるようになること」なのかもしれません。

「どーせ無理」という恐ろしい言葉 

先生が僕によく言っていたのは


「どーせ無理」


という言葉です。

この言葉はとても簡単ですが、

人の自信と可能性を奪ってしまう恐ろしい言葉です。

これを唱えるだけで何もしなくて済んでしまい、また楽ちんになれる恐ろしい言葉なんです。
この言葉を掛けられた人は自信を無くしてしまいそれを補うためにお金自慢を買ったり、
他人の努力を邪魔するようになって、他の人の自信を奪ってしまうことがあるのです。
でも皆が奪い合っては社会は成り立ちませんよね?

「どーせ無理」という言葉を世の中からなくすために

僕が宇宙開発を手段として目指す目標は「どーせ無理」という言葉をなくすためです。

宇宙開発について誰もが、
とてもかしこい頭脳と多くの資金が必要で国家事業だと思い込んでいるんです。だからこそこれを成し遂げることに意味があるのだと思いました。

よく、自分は何事も中途半端だと自分を責める人もいます。ですがそんなことを気にする必要はなくて、出来ること・やりたいことを一生懸命やればいいんです。

そして、もし「どーせ無理」

という言葉が出そうになったり出くわした時に


こう言葉を変えてみてください。

「だったらこうしてみたら?」と。

やったことがないことをやってみる

教育とは、失敗や責任をさけるための生き方やHow Toを教えるものなのでしょうか?


違います。


教育とは、死に至らない失敗を安全に経験させるための機会であるべきです。

ですが、

多くの大人が失敗=マイナスと考えているため、その機会を子供に与えるということをしません。
みんなの可能性と自信を奪ってきたのです

生まれたときから諦め方を知っている人間なんてこの世にいないのです

皆さんは全員諦め方を知らないで輝いて生まれてきたんです
でも僕たちは諦め方を少し習っちゃているかもしれません。

そんな自分たちの自信を取り戻すための、とてもいい方法が一つだけあります

「やったことがないことをやってみる」

もしやってみて、まずい失敗すると思ったら逃げるのももちろんありです。
そのときは失敗した自分を逃げた自分を責めないでください
そんなときは「ただいま成長中」なのです。

これから先僕らがやっていくことは、できない理由を探すことではありません。
できる理由を考えることです。


ただそれだけで世界はあっという間に良くなるんです。

感想! 笑いあり、涙ありの心を動かされる植松さんのスピーチ

今回のスピーチで、20分のやや長いスピーチながらも、植松さんの笑いあり涙ありのスピーチに心を動かされ、気づいたらあっという間に20分が過ぎてスピーチが終わっていました。

このスピーチから、自分の持っている夢を持ち続ける大切さ、また周囲に何を言われようとも屈しない強さ、
そういった植松さんが実際に経験したことからの彼の情熱
が伝わってきました。

はっきりいって、このスピーチは生きている人間誰しもに当てはまり、必ず観る価値はあると思います。

自分がしたこともないのに、最初から非難してしまう大人たち

落ち込む人


植松さんは小さい頃から飛行機やロケットに関わる仕事に憧れ、それについて勉強し続けてきたとき、
先生から
「お前には無理だ。そんな役に立たないことはやめなさい」と言われ、悩み葛藤しました。


でも、これっておかしいですよね?



これから夢に向かって頑張る人、挑戦する人を非難したりする人は、
たいてい「それをしたことがない人、やったことがない人たち」です。

まだ、その経験をしていて、アドバイスとして忠告するのはわかります。なぜならその人は実際に同じことをして色々経験した上で忠告するからです。


ですが今回の場合


飛行機やロケットの仕事につけるなんて幻想だ。無理だと言ったその先生は実際に「飛行機やロケットの仕事についたことがある」わけではありません。

それにもかかわらず、
頭ごなしに「どうせ無理」と決めつけてしまい、言われた人の可能性をなくしてしまうのです。

こういった頑張ろうとしている人の可能性を最初から潰してしまう人ってどこにもいると思います。

例えば、今の時代、ある会社に勤めているAさんという人がいて、Aさんは今の会社を辞めて自分で仕事をしようと決意しフリーランスになることを決意します。

そのことを上司に言ったら

「何を考えているんだ。世の中そんな甘くない。そんなことしたらきっと失敗する。絶対に会社に残ったほうがいい。」


と言われたとします。

これが、その上司が実際にフリーランスを経験していたとしたら、その人が実際に経験したことから基づいて意見を言っているので、ある程度納得はできるかもしれません


ですが、もしこの上司がずっとその会社でサラリーマンとして働き続けて、フリーランスを経験したこともないのに、そういった意見を言うのはどうかなとも思います。


新しく何かを挑戦する人をこういった根拠もない意見を相手に言うことで、相手の可能性を潰してしまうことだってなりえるんですよね。

個人的にこの場合は、Aさんが自分の目標としてフリーランスで食べていきたいと考えていて、本当にAさんのことを思うのであれば、その上司は応援してあげるべきだと思います。

また、もしその夢が失敗したとしても、ここは「日本」です。

失敗しても、失敗した経験を生かして次に活かすこともできますし、転職をすることもできます。また他のビジネスに挑戦することもできます。

植松さんも言っていましたが、
「失敗」したら終わりなのではなく、挑戦してたとえそれが失敗、
もしくは途中で逃げたとしても、決して負けなんかではなく、むしろそれがプラスになる。

失敗することを恐れなくていいと思います。
人生成功ばかりではなく、失敗をしないと人間的に成長できないこともあるからです。

こちらは植松さんの本になります。どれも、読んでると心を動かされ、「自分もまた頑張ってみよう!」という気持ちになれます(*^_^*)

 

 

 

 

 


まとめ!

どうでしたか?

時間がないという方も、ぜひ1度だけでいいのでこの植松さんのTEDをみてほしいです。
20分の動画ですが、20分以上の時間の価値はあります!

たとえ、実際に経験したことない人たちに頭ごなしに批判されたとしても、それに屈しないで、それぞれの夢や目標に向かってがんばりましょう!(*^_^*)
自分にもそう言い聞かせています!

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