みなさん、こんにちはこんばんは!Rinです!
みなさんは「和製英語」というものを知っていますか?
「和製英語」というのは、一見英語に似ているものの、実際に英語では使えない和製外来語という意味です。
この和製英語のややこしい点は、英語っぽくてそのまま使えそうと思うものの、英語で使うと全く意味が通じない点なんですよね。
中学で習った和製英語などは、
「電子レンジ」はレンジではなく、microwave
「コンセント」はoutlet
これらは聞いたことがあるのではないかと思います!
今回は、そんな厄介な和製英語をピックアップしてみました。
特に、社会人がビジネスシーンでよく使用しそうな、一見正しく見えるけど実際は和製英語というものを厳選してみたので、
社会人の方は特に必見です!
社会人必見!ビジネスシーンで間違えやすい「和製英語7選」!
和製英語というのは本当に厄介なもので、
どうしても英語っぽいということから、英語でも使えると思い込んでそのまま使ってしまうことってよくあるんですよね^^;
今回はビジネスシーンでよく使われそうな和製英語を7個選んでみました!
もしかしたらこの7個の中で間違えて使っていたものもあるかもしれません!
ではいきましょう!
1 テンションが上がる・下がるって英語で?
仕事などのあるプロジェクトを上司に任されて、
「テンション(やる気が)が上ってます!」と言いたいときに、
My tension is high!
とそのまま使ったとします。
そしたら、上司が
I’m sorry to hear that.
と言ってきました。
えっ!なんで、残念ですって言われるの?ものすごいやる気あるんだけどな・・・。
新しいプロジェクトを任されてやる気になってたのに、上司からそんなことを言われた・・・。
実は、この日本語の「テンションが上がる」「やる気がUPする」の意味のまま捉えて
My tension is high!なんて言うと、
相手からはまるっきり反対の意味として捉えられてしまいます!
実はこのtension、英語では「精神的に緊張している」「緊迫な状態になっている」
という意味なんです。
そのため、「テンション上がってます!(*^_^*)」という感覚で、My tension is high!なんて言うと、「緊張してます。」「緊迫した状況です。」と相手に伝えていることになります。
こういったことを回避するために、
テンションが高い!といいたいときには、I’m excited!を使うといいです!
ちなみに、逆のテンションが低いはMy tension is low.というと精神的に落ち着いているという意味になるので、
テンションが低いと言いたいときには、I’m feeling low.
I’m feeling a little down.で少しテンションが低いとも言うことができます。
2 ビジネスホテルに泊まるんですよ!
出張のときなどに使うホテルは日本だと、ビジネスホテルに泊まる人も結構多いのではないでしょうか?
日本のビジネスホテルというと、宿泊だけが主な目的で、特にレストランなどの施設もない簡素なホテルのことを指します。
英語で、「ビジネスホテルに泊まります。」と言いたいときに、そのままa business hotelを使って、
I’m going to stay at a business hotel.
というと、日本のビジネスホテルを知らない人からしたら
ビジネスホテル→ビジネスマンがメインに使うホテル→一般のホテルよりもランクが少し高いほホテル!?羨ましい!
みたいに勘違いされるかもしれません。^^;
なぜなら、英語圏の日本のビジネスホテルを意味するホテルは、
英語で安いホテル、ビジネスホテルを意味する
「a budget hotel」と言うからなんです!
日本のビジネスホテルを知っている人なら、そのまま言っても通じると思いますが、英語では基本的にa budget hotelといったほうがいいでしょう!
3 ノルマを達成しなくちゃ!と言いたいけど・・・。
日本では「ノルマ」と聞くと、目標数値として使われ、「ノルマを達成しなきゃ!」「もう少しでノルマ達成できそうだ!」などと仕事で使うと思います。
これも一見英語っぽいので、normaといった感じで、
I have to meet my Norma! ノルマを達成しなきゃ!
という風にそのまま使ってしまうと、相手からは
Norma? What does it mean? ノルマ?どういう意味?
みたいな感じで相手が?の状態になってしまいます。
この日本でよく使われるノルマも、実は和製英語の一つなんです!
英語では、このノルマを「quota」と言います!
そのため、ノルマを達成しなきゃ!という時には、
I have to meet my quota!
と言ってみてください!
4 会議に「ノートパソコン」を持ってきてね!
もうすぐ開かれる会議にて、あなたは部下にノートを持ってきてくださいと言いたくて、
Please bring a notePC.
と言ったとしたら、相手は「ノートパソコン?」と考えてしまうでしょう。
このノートパソコンも和製英語です!
日本では二つ折りで軽い持ち運びに便利なPCをノートパソコンと言いますよね?ですが、海外ではノートパソコンとは言わずに、
「Laptop」ラップトップと言います。
ノートパソコンと言っても日本でしか伝わらないので注意しましょう!
5 アルバイトって実は・・・。
日本では非正規雇用のことをアルバイトと言いますよね?
実はこのアルバイトを英語だと勘違いして使うのは2つの間違いがあります。
1まず、このアルバイトは和製英語
2そして、このアルバイトは英語ではなくドイツ語の「仕事」という単語が外来語として定着したものなんです。
週に2~3ぐらいで1日4~5時間などのアルバイトの場合は、英語で
「part-time job」と言います。
ちなみに日本語で主婦の方が働く仕事として「パート」と言われることがありますよね?このパートはpart-time jobのpartからきています。
日本ではパートとアルバイトをわけたりもしますが、英語ではどちらもpart-time jobとなります。
6 ラフな服装で!と言いたかったのに・・・。
会社の従業員同士が集まるホームパーティで、主催者のあなたが「ラフな格好で来てください!」と言いたかったので、
Please wear rough clothes to the party.
とメールを送りました。
当日、
ある外国人の同僚が自分の家に、なんとも言えない汚い格好で来たのであなたは驚いてしまいました。
こうなった理由も、ラフが和製英語だからです。^^;
日本ではラフな格好と言うと、着飾らない格好、日常でよく着るような格好をイメージしますが、
英語ではroughは「汚い」もしくは「ざらざらした」「粗い」などの意味があるため、その意味で捉えてしまった同僚はそんな格好をして来てしまったのでした。
まあ普通に考えて、「そんな格好で指定してこないだろう!」とも考えると思うんですけどね^^;
この日本語でラフを意味する言葉を使いたいときは、
「casual」を使います!
このカジュアルは日本でも使われているので、納得できるのではないでしょうか?
そのため、
Please wear a casual clothes to the party.
と言ってあげるのが正しいです!
7 アポ、アポイント取りたいんですが!
日本ではアポ、アポイントと面会する約束といった意味でビジネスでは使われていると思います。
ですが、このまま使って、
I’d like to make an appo! アポを取りたいんですが!
というと、相手から、
appo? apple? アポ?アップル?(りんご🍎?)
みたいに通じないかもしれません。
このアポ、アポイントというのは、英語の本来正しい意味のappointmentから来ていて、日本で勝手に短縮されたものになります。
そのために、英語で言うときには正しい形で I’d like to make an appointment. アポイントメントを取りたいのですが。
とお願いしてみてください!
まとめ!
どうでしたか?
こうみてみると、私達が普段生活している中で使っている和製英語って多いと思いませんか?
日本人はこの和製英語のせいで、英語を余計にわかりにくくしてしまっているといってもいいのかもしれません。
1テンションが上がるは、My tension is high!ではなく、I’m excited!
2ビジネスホテルはa business hotelではなく、a budget hotel!
3ノルマを達成しなきゃ!はI have to meet my normaではなく、I have to meet my quota.
4ノートパソコンは、notePCではなく、laptop
5アルバイトはpart-time job
6ラフな格好と言いたいときは、rough clothesではなく、casual clothes
7アポを取りたいときは、I’d like to make an appo.ではなく、I’d like to make an appointment.
和製英語はこれ以外にも、本当にたくさんあるので、また和製英語をまとめて紹介していきたいと思っています。
みなさんも和製英語の罠にはまらないように、気をつけて使ってみてください!(*^_^*)