皆さん、こんにちはこんばんは!Rinです!
皆さんはある人を褒めたり、良いことを伝えたいときにどう伝えていますか?
実は、
自分の言った褒め言葉や良いことなどを相手に言うときに、より信頼性を持たせる言い方があるんです!
そんな言い方を心理学ではウィンザー効果というのですが、それについて今回は詳しくみていきましょう!
この記事を読むことで、
・相手に信頼性を持たせて、褒めたり良いことを伝えることができる!
・効果のあるマーケティング方法を知ることができる
ようになります!
ウィンザー効果とは?
さて、まず最初にウィンザー効果から説明していきます!
例えば、あなたとAさんは会社の上司と部下(Aさんが部下)の関係です。この関係を前提にある2つの方法でAさんがあなたにたいしてあることを伝えます。
1つ目は、Aさんがあなたに、「~さんのこといつも尊敬しているんです。仕事もスムーズにこなせて~さんみたいになりたいです!」と言われます。
2つ目は、同僚から「Aさんが~のこと尊敬してるっていってたよ!どんな仕事もスムーズにこなせて~みたいになりたいってさ。」
さて、どちらのほうが、信頼性があって素直に嬉しいと感じるでしょうか?
多くの人は2つ目の方を選ばれると思います。
実は
この2つの内容はどちらも同じですが、あなたにAさんがどうメッセージを伝えているかが違ってきます。
1つ目はAさんから直接あなたのことを褒めています。2つ目は同僚という第三者を通して、あなたのことを褒めています。
Aさんから直接褒められる1つ目の方法も、褒められるので嬉しいとは思うのですが「大げさに言っているのかな?」などと勘ぐってしまうかもしれません。
ですが、同僚を通してAさんのメッセージを受け取る2つ目の方法では、1つ目の方法よりも素直にメッセージを受け取れると思います。「Aさん、そんなこと思ってくれていたんだ」と素直に嬉しく感じることでしょう。
このような
直接言われるよりも、
第三者を通して言われたほうが信頼性が増して、素直に受け取れるという効果をウィンザー効果と呼びます!
ウィンザー効果の名前の由来とは?
このウィンザー効果ですが、名前にある由来があります。
それは、作家アーリーン・ロマネスのミステリー小説『伯爵夫人はスパイ』の中の登場人物であるウィンザー伯爵夫人のセリフからきています。
ウィンザー伯爵夫人はこう言っています。
「第三者の褒め言葉がどんな時も一番効果があるのよ、忘れないでね」と。
ウィンザー効果が起こる理由!
ウィンザー効果が起こる理由は利害関係が少ないことからきています。
直接相手に伝えることは、伝える相手の利益、何か得することのために伝えている可能性があります。
特にビジネスなどの関係で直接褒められると、「この人は利益のために自分を褒めているのではないか?」「何か裏があるのではないか?」と素直に受け取れずこのように色々と勘ぐってしまいます。
ですが、利害関係のない間接的なメッセージは、受け取る相手も素直に受け取りやすくなります。
ウィンザー効果を利用している例
第三者による口コミ
誰かに商品や自分自身などをアピールしたいときは、
ウィンザー効果を利用して直接ではなく第三者からのメッセージ、口コミが効果的です。
直接的な広告などは好まれませんが、第三者による口コミなどは素直に受け取れ信頼されやすくなります。
この効果をうまく利用しているのは
「食べログ」などです!
みなさんはこの「食べログ」というサイト使ったことがありますか? 食べログは色々なレストランなどの情報が載っていて、それぞれのレストラン居酒屋などの口コミを見ることができます。
その口コミはお店の人のものではなくユーザーが評価をつけて書いているものになります。そのため信憑性があり、沢山の人がそれを目安にして決めていることと思います。
また、アマゾンなどのレビューもそうです。
本などの書籍で直接著者が、
「この本はとってもためになりますのでぜひ読んでみてください!」と言っても、「自分が書いたものだしそう思うでしょ?」と思うかもしれませんが、
第三者のユーザーが感想や意見などを書いて評価をつけることによって、その評価を素直に受け入れて判断するようになります。
恋愛で使えるウィンザー効果!
恋愛においても、このウィンザー効果を使うことができます。
好きな相手と自分の共通の友人や知り合いなどに協力してもらって、
自分の良いところをその人を介して言ってもらうようにします。
また、好きな相手の知っている人で自分も知っている第三者に
好きな相手のことについて褒めたり、好意があることを伝えておくことです。
「あの人のこといいなって思っているんだよね。」
その人がおしゃべりであればあるほど、好きな相手にそのことを伝える可能性は高くなります。
もしくは相手の良いところを褒めて第三者に伝えることです。
また褒めるところをよく外見で「~さんってかっこいいよね」「~さんってかわいいよね」と褒める人もいますが、この相手が美形な男性女性であるほど、中身の方を重視して褒めたほうが効果は高いです。
なぜなら、美形の男性女性は外見を褒められることに慣れています。なので外見ではなく他の人が思いつかないような中身を重視して褒めてあげるのがポイントです。
「~さんってさ、良い人だし常に周りに気を配れる人だよね」と相手の性格などについて伝えるのです。それを第三者に伝え、相手に言ってもらうことでウィンザー効果は働きます。
悪口は言わないほうがいい!
悪口は基本的に言わないほうがいいです。
特に悪口を言いたい相手ではなく、第三者を通して悪口を言ってしまうと、ウィンザー効果が働き、その悪口が結果的に相手に伝わってし合った場合、その悪口がより信憑性が高く本物のものに受け止められるため、言われた相手も傷つきますし、自分自身も悪い方向にいってしまいます。
悪口は基本言わないほうがもちろんいいです!
また、もし誰かに「あの人って~だよね」と言われたとしても、決して当人には言わないようにしましょう。
どうでしたか?
今回の内容は
・直接言われるよりも、第三者を通して言われたほうが信頼性が増して、素直に受け取れるという効果
・ウィンザー効果の名前の理由は小説のウィンザー夫人から
・食べログやアマゾンの口コミなどはウィンザー効果からきている
・恋愛でもこの効果は使える!
・悪口は言わないほうがいい!
こんな感じです!
相手のことを褒めたりしたいときには、このウィンザー効果を使って第三者に言って相手に伝えるようにしてもらうと、より効果があります!
みなさんもぜひ使って褒め上手になってみてください!(*^_^*)
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