皆さん、こんにちはこんばんは!Rinです(*^_^*)
英語で「願い」や「願望」を表す時に、wishとhopeが主に使われることが多いですが、
このwishとhope実は、それぞれ意味合い的にちょっとした違いがあるんです!
どちらも単に「願う時に使えばいいのか!」と思っていると、コミュニケーションする時に、違った意味合いとして捉えられてしまうかもしれないので、wishとhopeのそれぞれの意味と使い方を理解して、正しく使えるようになりましょう!
「願う」時に使うwishとhopeの違いってなに?
まずはwishの基本的な意味合いとどういう風に使うのか説明していきます。
wishの意味と使い方
wishは基本的に期待や希望などが実現可能でないとき、願いが叶う可能性が少ない時に
使われます。
「~したい」といった願いはこめられてはいるのですが、実際には叶うことのないような願いや、現実に反していることなどを望む時に使われます。
私達が中学や高校で習ったwishの代表的な例文として
I wish I were a birdというものがあります。
この意味は、「鳥になれたらいいのにな」といった意味になります。
このI wish I were a birdのポイントにwishが使われているのは、なりたくてもなれない願望を言っているからです。
いくら私達人間は鳥になりたかったとしても、現実の世界ではなることはできませんよね?
そのために、ここでは実現の可能性が低い、もしくはないwishを使うんです。
いくつかwishの例文をあげてみます。
I wish I could speak Spanish more fluently. スペイン語が話せたらいいのになあ
(スペイン語を思うように話せないけれど、話したいなあといった願望)
I wish I didn’t have to go to school today. 学校に行かなければいいなあ
(学校に行かなくていいことを望んでいるけれど、実際は行かなければならない、つまり願望が叶う可能性が低い場合)
I wish I had a car. 車を持っていたらなあ
(車がほしいけれど買えない状態)
ちなみにwishを使う時は、現在と未来と過去でそれぞれ使い方が違ってきます。
wishを現在の時点で使う場合には、
wish+過去形
wish+過去進行形
wishを未来形で使うには
wish+would+動詞
wish+could+動詞
wishを過去形として使う場合には
wish+had+過去分詞
wish+could have+過去分詞
になります。
また、wishを使う時のポイントとして、be動詞を使う場合にはwasではなくwereを使います。それがIでもです。
amの過去形はwasと決まっていますが、
仮定法の時だけは例外でwereになるので注意して使うようにしてください!
また、wishは「I wish I could, but(理由)」の形で、誰かからのお誘いを丁寧に断る時に使うこともできますよ!
例えば、友達から「今日ご飯食べに行かない?」と言われ、行きたいけれどやらなきゃいけない仕事があって行けないと時には
I wish I could go, but I have to Work till midnight. 行きたいんだけれど、夜中まで仕事しなきゃいけないんだ。
また、ビジネスなどで丁寧に話すときにwishが使われることがあります。
この場合には、I wish to +~で実現可能な事柄について丁寧に言う時に使われるので、通常の実現が低いwishの使い方とは違った使い方になります。
例:I wish to talk to your manager. マネージャーとお話がしたいのですが。
hopeの意味と使い方
次はhopeの使い方について見ていきましょう!
hopeもwishと同じく願望を表したい時に使う英語表現ですが、wishと違うのは願いなどが実現可能だと信じて使われる点です。
根拠はないものの、叶うことを信じて使われるのがhopeになります。
wishは願望が起こり得ない、起こる可能性が低い時に使われると言いましたが、hopeは逆で願望などが実際に起こり得そうなとき、起こり得るときに使われるんです。
hopeの使い方としては、hopeの後に現在形か未来形が続く形となっています。
例文:I hope to see you at the party! パーティであなたと会えるといいな!
(ここから読み取れるのは、あなたという人物に会える可能性が高いことを信じてhopeが使われています。)
I hope the weather is good tomorrow. 明日良い天気になるといいな。
(良い天気になりそうだと期待してhopeを使っている。)
ちなみに未来形で使うときには、hope+will+動詞の形で使います。
未来形でよく使われるのは、I hope you’ll like it.といった文章で、何かプレゼントやお土産を友達などにあげた時に「気に入ってもらえると嬉しいな(*^_^*)」といった感じで使うことが多いです。
また、過去形と過去分詞形、そして過去分詞進行形でhopeを使うこともありますが、この場合は望んだ結果ではなかったときに使われます。
I was hoped to pass the exam, but I failed. I’m so sad. 試験に受かると思ってたんだけどダメだったよ・・・。悲しいな。
wishもhope両方使える時
wishとhopeそれぞれの使い方を紹介してきましたが、wishとhopeのどちらも使える場合があります。それは、誰かの健康や幸せを願う時です。
どちらも使えると言いましたがそれぞれ使い方は違い、
wishの場合は、wish+人+名詞
hopeの場合は、hope+(that)文章
といった風に使います。
例えばクリスマスの時期によく使われる「良いクリスマスを!」と言いたい時
wishの場合はWe wish you a Merry Christmas!
hopeの場合はI hope you will have a Merry Christmas
といった感じになります。
確かwish you a Merry christmasといった歌もありましたよね?(*^_^*)
この歌も良いクリスマスになるようと祈っている歌になります。
まとめ
いかがでしたか?
wishとhopeは両方とも願いを表す時に使われますが、
wishは叶いそうにもない、もしくは叶う可能性が低い願望、
hopeは、叶う可能性が高いことを信じている時に使うといった違いがあります。
そういった違いを理解することで、正しい英語を使うことができますし、コミュニケーションもスムーズにとることができますよ!
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