ー世界へのDOORー

アメリカ留学経験済みの筆者が英語や留学、海外の文化等を紹介したり、自分自身が興味あるものをひたすら記すブログです。

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【日本には不要な保険がたくさんある?】保険は〇〇だけで大丈夫!

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皆さん、こんにちはこんばんは!Rinです。

今回はお金についてのトピックです。
皆さんは、保険入っていますか?
保険といっても色々な種類があるのですが、念の為にと思い、多くの保険に加入している方もいるのではないでしょうか??

 今回の記事で参考にした本は、「お金の大学」という本ですが、(リンクは一番下に貼っておきますね!)実は私達が生きていくのに必要な保険って、結構少なくて大丈夫ということが、この本に書かれていて、私も初めてそれについて知ったので、皆さんにもその知識を共有したいと思い、今この記事を書いています。

日本には不要な保険が実はたくさんあって、入っておけばいい保険は〇〇の保険だけで大丈夫ということです!

この〇〇を知りたい方は、今回の記事を読んでみてくださいね!(*^_^*)

日本には不要な保険がたくさんある?】保険は〇〇だけで大丈夫!

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まずはじめに、保険とはどういう役割を果たすのか、といった基本的なところを紹介したいと思います。

保険の役割とは?

 「お金の大学」の著者によると、基本的に保険というのは、低確率、大損失の出来事に備えて加入するものと言っています。

必要な民間保険、入らない民間保険はこの時点で判断していくことになります。

日本国内で保険を売っている生命保険会社は約40社あるそうです。
彼らが保険ビジネスをやることで、手元に残る利益は年間約3.8兆円もあるんです!すごい金額ですよね^^;

保険の基本的な仕組みというのは、大勢の人からお金を集めて、少数の不運な人にお金を渡すということですが、保険会社はこの過程でたくさんの利益を抜いているということです。

保険というのはいわば不幸が起きることに賭けたギャンブルみたいなもの・・・。

自分が不幸に見舞われれば、補償、保険金がもらえるし、そうじゃなければ保険料は丸ごとドブに捨てることになってしまいます。

確率的に数少ない得する人と、大勢の損する人が生まれるのが保険の本質と言われています。

 一方民間の保険会社というのはカジノの胴元みたいなもので、

ギャンブルの参加者、つまり保険の購入者が勝とうが負けようがどうでもいいのです。

理由として自分たちはギャンブルの参加者達から、参加料=手数料を抜くことで安定的に儲けることができるシステムになっているからなんですね。

ちなみに公的保険の保障が厚い理由は、皆から集めた保険料だけではなくて、税金などを投入して運営しているからです。

なんと財源の約4割は税金なんです!^^;

お客さんから集めた保険料だけでやりくりしている民間の保険会社から、公的保険より良い保険を作るのは難しいのは当然ということになるわけですね。


この本の著者の両@リベ大学長が言うには、必要な民間保険はなんと3つだけ!と言っています。
その3つの保険を紹介します。

1  火災保険

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掛け金に見合うリターンありなので、入るべき。

年間3000円程度で入ることができます!
入居の際に業者がおすすめの保険に入った場合には、保険料が高い可能性があるので見直しをするべきでしょう。

ちなみに、私も昨年アパートに引っ越したのですが、その際に不動産からお勧めされた火災保険の業者がありましたが、よーく調べてみたらとても高い値段で、何度も電話かかってきましたが、契約するのは辞めときます^^;といって断りました・・・。笑

2  対人対物(無制限)の損害保険 (車、自転車持ちのみ)

もしも大きな事故を起こしてしまったら、巨額の賠償金が必要になってしまいます。
相手のためにも自分のためにも必ず入っておくべきです。
なお車両保険はコスパが悪いため不要と言われています。

3 掛け捨ての死亡保険 (子供や自活できない身内がいる場合のみ)

自分が一家の大黒柱の場合は、残された家族が生活に困らないように入っておくべきです。
ただし遺族年金と貯金で生活できる場合は加入不要です。

火災事故や早逝は低確率で起きることですが、万が一発生したら損失が非常に大きい出来事ですよね。
公的保険でカバーされていなかったり、保証額が不足していたりするので民間保険の出番があるというわけです。
ちなみに、生命保険は掛け捨て一択です!
貯蓄型の保険は一切不要となります。

不要な民間保険とはなんなのか? 

お次は不要な民間保険について説明します。

不要な民間保険についてまとめると

1 医療保険
2 養老保険、貯蓄型生命保険
3 個人年金保険
4 学資保険
5 その他の不要な保険、ペット保険、地震保険、外貨建て保険など


なんだか沢山ありますね^^;

順番に説明していきますね!

1 医療保険

病気や怪我で入院手術をしたときに、給付金を受け取れる保険です。

国民一人当たりの医療費の平均額は年間約33万円と言われています。

治療に大金がかかると言われている白血病でも、医療費の総額は300万円ほどです。
公的保険、高額療養費制度を考慮すると、自己負担は数10万円程度になります。
平均入院日数も50日弱と言われていますし、死亡と比較して経済的損失が大きいリスクとは言えません。

年を重ねると医療費は多くかかるようになりますが、年を重ねるにつれて病気にかかるリスクが高まるというのは当たり前のことですよね。
高確率で発生するリスクに対しては保険商品は成り立たないというのが基本的な法則です。

つまり、病気、怪我には、公的保険+貯金で備えるべきです!

2 養老保険、 貯蓄型生命保険

 保険と貯蓄の両方の機能を備えた、掛け捨てじゃないタイプの保険です。
少ない保障額が特徴です。

少ない保証という点で保険として意味を成してないことが理解できますよね?
大損失に対する備えにならない訳です^^;

保険をかけたいなら、掛け捨てで少額保険料、高額保障の保険を選ぶ。
貯蓄したいなら預金を選ぶ。


こういった考えが最も効率的です!
保険加入の目的にもありますし、無駄な手数料を抜かれないおかげでしっかりお金もたまるというわけです。

3  個人年金保険

老後に備えて自分で積み立てる年金です。

これも全くの不要となります。
理由として、
・終身年金ではない
・長生きリスクに対応していない
・利回りが低すぎる
・インフレに対応していない

というのがあげられます。

国民年金と個人年金保険の比較

●国民年金
形式=終身年金
利回り=1.6~2.5%
インフレ対応=あり
税優遇=掛け金金額が、所得控除

●個人年金保険
形式=有期年金
利回り=0.5%前後
インフレ対応=なし
税優遇=掛け金金額、または一部が所得控除

最近の研究によると、2007年に日本で生まれた子供の約50%が103歳まで生きると言われています!凄い長く生きるということになります^^;

かなり長生きするというのは高確率で起きる出来事です。
高確率で発生するリスクに保険商品は成り立ちません。
お金を増やしたいのなら保険ではなく投資をするべきです。

4 学資保険

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学資を貯めるのによく使われる保険ですが、以下の理由で不要になります。


学資保険が不要な理由↓
・利回りが低すぎる
・保証が少なすぎる
・インフレに対応していない
・途中解約で元本割れのリスクがある

子供の教育費が必要になるというのは、高確率で発生する出来事です。
保険商品は成り立ちません。

しっかりとした資金計画を立てて、貯蓄、投資で対応すべきです。
最も学資保険そのものは、契約者が損するリスクはそれほど高くありません。
超低利回りで、毒にも薬にもならない中途半端な保健と言われています。

問題はこれがドアノック商品ということです。

学資保険の契約がきっかけで、保険会社とお付き合いが始まってしまい、あれやこれやと余計な保険に加入させられてしまう可能性が高いのです。
最初は学資保険だけ入るつもりだったのに、知らないうちに多くの保険に入らされてしまっては困りますよね^^;特になかなか断れなくて鵜呑みにしやすい人は危険かなあと思ってしまいます。

5 その他の不要な保険、ペット保険、地震保険、外貨建て保険など

 ペット保険も不要です。

低確率で、大損失に備えたものじゃないからです。
また保険適用外の病気が多すぎる慢性疾患予防、医療高額手術には使えません。
病院代が全額出るわけではありませんし、3割は自己負担、1年ごと更新のものでは、老齢になると更新できないケースもあります。

飼い主の責任としてすべきことは、保険加入以外にも色々あると思います。

また地震保険も微妙な保険と言われています。

通常の火災保険では補償されない、地震、噴火、津波を原因とする損害に備える保険のことなのですが、大災害という低確率、大損失の事態に備えるという意味では、価値のある保険のはずなんですが、意外と保険金が出にくいというデメリットが実はあるんです・・・。

311の東日本大震災の時でさえ、被災した人の7割が一部損という判定でした。
あとマンションはほとんどの場合、一部損という判定になってしまいます。

最近戸建を購入して、多額のローンが残っている人は、地震保険を検討する余地があるかもしれません。
地震保険は火災保険とセットで加入するものです。
加入するつもりなら複数の会社に相見積もりを取ります。
同じ保障額なら保険料が安いところを選ぶという鉄則を忘れないようにしてください!><

地震保険は全額・大半損・小半損・一部損と4種類の認定が行われます。
全損になった場合は100%保険金がおりますが、一部損だと5%しか保険金がおりません。

損害程度ごとの保険金支払額
全損 100%
大半損 60%
小半損 30%
一部損 5%

ちなみに出される金額は、購入時の金額のパーセントではなく、新築新品の購入時の金額が基準にはならず、使用年数が経過するほど保険金の支払額も減ります。


また悪名高き、「外貨建て保険」について皆さんご存知でしょうか?
養老保険、終身保険、個人年金保険などの貯蓄性のある保険に関して、
外貨建て保険が非常に流行っています。

売り文句は「保険でお金が増やせます!!」と言うことですが、その実態はぼったくりです・・・。
外貨建て保険で完全にお金を増やせるのはお客さんじゃなくて、これを売った銀行や保険会社なんです。

外貨建て保険の実態
(売る側としては)外貨建て保険はかなりおいしい・・・。
外貨建て保険を売ると、約6%~10%の販売手数料が取れる。
販売した後も毎月、毎年いろいろな名目で何パーセントも手数料を抜き続けられる・・・。

このからくりに気づいたお客さんから、生命保険会社に寄せられた苦情は2500件も超えていると言われています。

気づいていないだけで損してる人はもっともっと多いはずです。
詳細をすればほとんどの人が買わなくなってしまうのが外貨建て保険です。
契約して数年内に解約すると、支払った保険料の50%とか60%しか戻ってこないのです。

払い済み保険の罠とは?

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 保険の見直しをした結果、「この保険はいらないなあ」ということが判明したとします。

掛け捨て保険は、解約、または減額しておしまいなのですが、問題なのは貯蓄型の保険です。
もし保険を見直すとしたら保険の営業マンはこう言ってくるでしょう

「解約したいのですか?今解約すると、せっかく積み立てた100万円が70万円しか戻ってきませんよ。もったいないと思いますが、払い済み保険にしましょうよ。」

 
払い済み保険というのは現在の契約の保険金額を減らす代わりに、保険料を軽減する方法のことを言います。

例えば保険金額1.000万円の終身保険を払い済み保険にすると、今後の保険料を1円も払わなくてよくなる代わりに、保険金額が300万円になるといった感じです。

つまり、払い済み保険は様は保険の再契約なんです。
イメージとして
1今の保険を一旦解約する
2解約返戻金を受け取る
3その解約返戻金を全額使ってすぐに新たな保険に入り直す

こんな感じなんです^^;
これらをまとめて一瞬でやっているというわけです。

例を挙げると、今まで総額100万円の保険料を払っていたとして、解約返戻金が70万円だとします。
払済保険にした場合の新たな補償額は70万円がベースになってしまいます。
解約返戻金を受け取って、その解約返戻金で加入できるレベルの保険に入り直すだけということで・・・。
一旦損が確定した事実に変わりはありません。
何が手元に残るかの違いなんですよね。

保険の営業マンはさらにこう言うと思います。

「でも、払い済み保険の場合は解約返戻金が増えていきますよ!70万円から、71万円、72万円みたいに、長く契約を続ければ最終的にはお得になるのでは?(ニヤリ)」

これもよくある保険の営業マンのトークですが、本筋に戻って考えてみましょう。


・払い済み保険の補償額で、そもそも保証は足りるのか?
・払い済み保険では特約が失われてしまうが、それでいいのか?
・お金を増やしたいのなら保険より投資の方が良いのではないか・・・?

両学長によると、解約して解約返戻金を受け取る損切り保証が必要なら、掛け捨て最低限のものに加入する余裕ができたら、投資にチャレンジするというのをお勧めするそうです。


まとめると、

・保険は「低確率」「大損失」に備えて入るべきもの!
・日本は公的保険が充実していて、7つのリスクをカバーしています。
・公的保険が優秀なのは、保険料の他に税金を投入して制度を支えているから!
・必要な民間保険はたったの3つだけ!
1火災保険
2対人対物の損害保険
3掛け捨ての死亡保険
(払い済み保険には気をつけましょう)

ということです。

個人的にお金についての勉強って小中高とかでは習いませんし、でも生きていく上でお金についての知識を相手から騙されないためにも知っておくことは非常に重要なことだと思っています。


参考文献
お金の大学

 

 

 

まとめ

いかがでしたか?


私自身、心理学や経営学の本は読み漁っているのですが、お金に関する本はあまり読んでいなくて、このお金の大学の本を購入して読んでみたのですが、本を読み終えた時に、「お金に対する知識を増やすことで、節約もできるし、誰かに騙されることも少なくなる!」と思いました。
お金関連の知識って学校では教えてくれないので、自ら勉強する必要がありますが、10代のころから、お金関連の知識を知っておくこともそれ以降の生活において、大人になったときなど、その知識が活かされるのではないかなあと思いました!

ひとまず、日本にいる限り、保険は今回紹介した最低限の保険だけでひとまず大丈夫!ということですね(*^_^*)笑!


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