ー世界へのDOORー

アメリカ留学経験済みの筆者が英語や留学、海外の文化等を紹介したり、自分自身が興味あるものをひたすら記すブログです。

スポンサーリンク

「~に関して」「~について」という意味の、8つの英語フレーズ!

スポンサーリンク

 

f:id:rin-world4695:20191114180445j:plain


「~に関して」「~について」といった英語フレーズを私達日本人が思い浮かべると、「about」が出てくるのではないでしょうか?

aboutも「~について」とった意味があるのですが、
「「~について」はaboutだけ使ってればいいや!」と考えていると、適切に使えなかったりビジネスレターやフォーマルな場で会話をするときなどに、不自然な印象を持たれてしまうかもしれません。

 日本語は、一般的、専門的、カジュアル、フォーマル関係なく「~について」
「~に関して」を使えばいいのですが、英語ではaboutの他にも多くの「~について」といった表現方法があります。

今回は、そんな
「~について」「~に関して」の英語フレーズを8つ、皆さんに紹介します。

 

「~に関して」「~について」という意味の,8つの英語フレーズ!

 今回、皆さんに紹介する「~について」「~に関して」といった8つの英語フレーズは

1 about
2 on
3 regarding
4 concerning
5 respecting
6 In terms of~
7 As for~
8 As to~
になります。
たくさんありますよね?笑

順番にそれぞれの意味と、ニュアンスの違いそして、どういうときに使われるのかを見ていきましょう。



1  about


まず最初は「about」です。
「~について」「~に関して」を英語で表しなさいと言われて、日本人がまず思いつくのはこのaboutではないかと思います。


例えば、
I was talking about you あなたについて話していました

など、aboutは~のついてといった意味があります。

ですが、この「~について」はaboutだけ使えばいいやと思っていると、普段の生活で使うのには良いのかもしれませんが、ビジネスのシーンで使うには適していない可能性があります。

なぜなら、aboutは、後で紹介するregarding,concerningなどと違ってカジュアルな表現だからです。


aboutはカジュアルな表現で、また一般的な話に使うことが多いと覚えておいてください。


よく、aboutと比べられるのがonになり、onも「~に関して」といた意味がありますが、このaboutとonそれぞれちょっとしたニュアンスの違いがあります。

aboutとonの違いは、次のonの紹介するところで説明したいと思います。



2 on



先程、aboutは「~について」「~に関して」と言った意味があると言いましたが、onも同じような意味があります。

ただ、aboutと違うのはonはより専門的な意味として「~について」と使われます。


これは、aboutとonの基本的なイメージを想像してみればわかることなのですが、

about=周辺や大体といったイメージ

on=接触、ピッタリとくっついているイメージ


こういったイメージで考えると、aboutは一般的な話で使われ、onはaboutよりも専門的で厳密な内容を取り扱うことが多いです。



例をあげると

a book about Spanish
a book on Spanish

 


どちらも「スペイン語についての本」になりますが、

a book about Spanishとaboutを使っている場合は、スペイン語だけに絞って書かれたものあではなく、スペインの文化やスペイン人などについて、スペイン語に関連したものが載っている本ととらえることができます。

逆に、a book on Spanishとonを使っている場合は、スペイン語そのものに焦点があてられ、1点に絞られてより専門的な本といったイメージがあります。

上であげたaboutとonの基本的なイメージを想像してみればよりわかりやすいかと思います。



3 regarding

f:id:rin-world4695:20191114180512j:plain

regardingはaboutなどと比べると、よりフォーマルでビジネスレターなどで使われる表現になります。
基本的にregardingは会話のなかで使われることはめったにありません。
逆にこのregardingを会話で使うと堅苦しいイメージになり、不自然な印象を受けます。
会話のなかで使われるとしたら、フォーマルな場所だと思います。


regardingは「~に関して」「~の点では」といった意味があり、
基本的には、regargin+名詞句を文頭におくのが一般的ですが、文中で使うこともできます。

例文:Regarding tomorrow’s meeting, I have something to tell you. 明日の会議に関して、あなたに言っておくべきことがあります。

I have a question regarding this matter.
この件に関して、質問があります。


このregardingは、in regard towith regard to, as regardsといった別の言い方もあります。意味はregardingと同じです。


例文:I have nothing to say with this regard. これに関して言うことはありません。
   Do you have any thoughts with regard to this matter? この件に関して何かご意見はありますか?


ちなみに、regarding,in regarding to,with regarding to,as regardsのうち、ネイティブはwith regard toを主に使う傾向があるそうです。



4 concerning



次に紹介するのはconcerningです。


concerningは、先程紹介したregardingと違いはなく、同じ意味として使われます。
regarginと同じような意味なので、aboutよりもフォーマルです。


注意すべきなのは、ここで使われる「~について」「~に関して」のconcerningは前置詞ということです。

懸念や心配するといった意味としてのconcern、つまり動詞や名詞として使われるconcernと混同して、concerningに前置詞を付け足さないようにしましょう!


例文:a book concerning buniess matters. 商事に関する本

 

5 respecting

respectingも、regarding,concerningと同じ意味で「~に関して」「~について」といった意味として使います。

respectと聞くと、尊敬するといった動詞が浮かんできますが、ここで使うrespectingは前置詞なので注意してください。

respectingはwith respect to~といった表現として使われることもあります。

6   In terms of

In terms of~は、「~という点で」という意味になります。


先程紹介したregarding,concerning,respectingと違う点は、in terms of~は、特定のことについて述べるときや、話題の対象を限定するときなどに使われます。


In terms of~の方がより限定したことについて述べる時に使います。

In terms of~の後ろには名詞句がきて、文頭や文末どちらにも使われます。


例文:In terms of economy,~ 経済に関して言うと、~
It can't be measured in terms of money. お金という点では計れない




7 As for

f:id:rin-world4695:20191114180544j:plain

お次はAs for~です。


As for~も「~について」といった意味があります。

As for~の~に入るのは「人」 や「人以外のもの」が入り、文頭で使用されます。

ちなみに、regardingよりもさらにフォーマルなイメージがあります。


例文:As for the guests, they’ll arrive later. ゲストに関しては、後で到着の予定です。

As for~と同じ感じで使われるのが、As to~なのですが、ちょっとした違いがあるので、紹介しますね!



8 As to


As to~はAs for~と同じく「~について」「~に関して」という意味です。


ただAs for~といくつか違う点があります。

それは、As to~は、~に入るのは「人以外」ということ。

As for~は文頭で使われることが多いものの、As to~は、文中で使用されることが多い。(As to~は文頭で使用されることはめったにありません。)
そして、as toは近年ではあまり使用されていなくなっていること

です。


例文:We need to discuss as to your request. あなたの提案に関して、話し合う必要があります。



まとめ!

いかがでしたか?


今回は「~について」「~に関して」といった英語表現を8つ紹介しました。


日本語だったらどんな状況でも「~について」「~に関して」といえばいいので、楽ですが英語ではどういった状況に使うのか考えて、どれを使うのか選択する必要があります。

regarding,concerning,respecting,as for,as toなどは、ビジネスでも使えるので、ビジネスレターや取引先と会話をするときなどにぜひ使ってみてください。


英語をマスターするには毎日コツコツ英語フレーズや表現を覚えて、それを口に出して実際に使ってみる、つまりアウトプットすることが大事ですよ!(*^_^*)


こちらの記事も合わせて読んでみてください!


 英会話フレーズを学びたいという英語初級者・中級者にオススメの本を9冊紹介

www.rin-world.com


ホテル、飛行機、空港、タクシー、レストランなど、海外の旅行先で使える英語フレーズ、表現をまとめた記事!

www.rin-world.com


ネイティブのように自然な英語、イケてる英語が言えたらかっこいいですよね?
この記事では、そんなCoolな英語表現を32フレーズ紹介してます。

www.rin-world.com

 

 

読者登録お願いします(*^_^*)

 

スポンサーリンク