みなさん、こんにちはこんばんは!Rinです!
今回は、TEDの動画の紹介になります!
今回のお題は、「中身がなくても頭が良さそうにプレゼンをする方法」です!
ウィル・スティーブンという男の方がスピーチをするのですが、
スピーチの内容に全くもって中身がありません!笑
ですが、スピーチにおけるテクニックを何個か使うことによって、スピーチが成り立っているように見えるところが面白い点です!
実際にこの動画を観て、最初から最後までニヤニヤしてました!笑(*^_^*)
今回の動画の時間は6分弱となっています。
気軽に観れて、笑える。それにプレゼンにおけるテクニックを学べる個人的に有能な動画だと思ってます!
TED! 頭良さそうにプレゼンをする方法!中身がなくてもよく見える?
上にも書いたように、スピーチの内容は全く中身がありません!笑
ですが、プレゼンを工夫して、テクニックを使うことによって、なんだか頭がよく見えてしまうというパロディ系の動画です!
パロディ系と言いましたが、動画の中でみることのできるテクニックは、実際のプレゼンでも使うことができるのでチェックしてみましょう!!
スピーチのお題は「何もない!」
ウィル:さて、スピーチを始めようと思いますが、今回のお題は特になにもありませんし何も言いません!(テクニック1 冒頭のツカミ、)
テクニック1解説:頭良さそうに見せるためには、まず最初に自分の主張を伝えよう!
ウィル・スティーブンはまず最初に、「今日お題として話すことは何もありませんし、何も言いません」と言って、聞いている人たちを笑わせています。
そんな、最初から「特になにも言うことはないよー!」と言ってしまった彼ですが、
ここでポイントなのは、「プレゼンの最初に自分の主張を言った」ということです!
ウィルが言ったのは、「お題はなにもないし何も言いません」というなんともいえない内容ですが、最初にはっきりと自分の主張を伝えました。
プレゼンをするには、この最初の主張というものが非常に大事で、聞いている人がこれから何を話すのかをはっきりと知ることができます。
日本人の多くはプレゼンをするときに、この主張をするよりもまず最初に自分の自己紹介から始める人もいるのではないかと思います。
ですが本当の心に響くプレゼンというものは、最初に自分の主張をして、そのあとに遅れて自己紹介をするものです。
興味を持たせるためには、この順番に則ってしてみてください!
最初に自分の言いたいこと(主張)をすることはプレゼンにおいて大事なことなんです。
ジェスチャーを色々交えながら・・・。
ウィル:さあ、講演をはじめましょう。こんなふうにハンドジェスチャーをして、(左手、右手を動かす)
あっ、眼鏡ずれたから直してと!(眼鏡を直す仕草)(テクニック2:ジェスチャー)
テクニック2解説:プレゼンで使えるジェスチャー
お次に彼が見せたのは、ジェスチャーです。
50秒あたりでは、熱意があるかのように激しいガッツポーズをしたり、
左手、右手を動かしたりしています。
ジェスチャーはプレゼンにおいて使えるテクニックのうちの一つです。
もし、このジェスチャーなしにずっと突っ立ったままプレゼンをしても、聞いている人の心には響かないでしょう。
ジェスチャーを取り入れることによって、言いたいことを強調できたりもするんです!
例えば、力強くジェスチャーをすれば、ここは重要なポイントなのだと相手にわからせることができいます。
プレゼンは決して声だけでなるものではありません。
会場のみなさんに問いかけてみた!
ウィル:ところで皆さん、残念なときに言う「あーーーーーあ」っていうの言ってみてくれませんか? (テクニック3 参加させる)
会場:「あーーーあ」
ウィル:そうそう、それそれ!
テクニック3解説:聞き手に参加させよう!
3番目に使ったテクニックは問いかけになります。(1分17秒あたり)
聞き手にそのまま静かに聞いてもらうよりも、スピーチする人が聞き手に問いかけて参加をさせることによって、プレゼンの内容はより鮮明になり、聞き手の頭の中に入っていきやすくなるんです!
話し手だけが一方通行で話していては、聞き手も受け身のままの状態です。
スピーチでは聞き手に問いかけて、参加させることが大事です!
数字やビジュアルイメージを使ってみる!
ウィル:えっと!ここから知的なことをやろうかなと!この男性の考えについて話していきますね。(男性の写真がうつる)(1分54秒あたり)
えーと、この人誰だっけ?だた単純に「Google」「Scientist」で検索しただけです。
えーと、私がやっている講義の数は・・・たった一つ!(Number of Talks 1という数字が出る)
私が話す内容で興味のあるものは・・・0!(Interest in facts 0という数字が出る)
私の身長は・・・70.5インチ!0.5インチじゃないからね!(My height(in inches)70.5という数字が出る)
2☓6=12でしょ!(2☓6=12という数字が出る)
6☓2=12だし
352は3ケタの数字!(352 is a three-digit number)
1,2,3,4,5とくれば、6,7,8,9,10と続く!(1,2,3,4,5→6,7,8,9,10)
お次は円グラフ!(円グラフが出る)この円グラフでは多数派の民族がわかって・・・。
次は棒グラフ!(3つの青、赤、オレンジのバーが出ているが意味はなし)
私のこのスピーチを音を消してみてみて!きっとなるほど!これはこのグラフについて話してるんだなー」と思うから!(笑)
(テクニック4:画像やグラフ、数字などのビジュアルイメージを使う)
テクニック4解説:ビジュアルイメージ、数字を巧みに使おう!
このビジュアルイメージや数字、ウィルスティーブンはスピーチの中でたくさん使っていますが、
内容にはほとんど意味がなく数字をただ並べたものだったり、実際にある現実のことをグラフにしたりしているだけで全く意味のない内容です。
ですが、最後に彼が述べたように、音を消してみてみると、不思議とスピーチが成り立っているようにみえて、「あー!このことについて話しているのかな」と想像までしてしまいそうです。笑
それくらい、ビジュアルイメージ、さらに数字を使ったプレゼンは聞き手に大変な効果をもたらすものとなっています。
ただ聞くだけでなく、視覚的に物事をとらえることによって、スピーチについても興味を持てるようになり、理解もさらに深まることとなります。
もちろん、彼のように内容が全くないビジュアルイメージ、数字の使用はどうかと思いますが、笑、それほど視覚的イメージは聞き手にとって良い印象をもたらすんです。
語感の良い適当な単語、声のトーン、大小、スピード、間を使いこなしてみた!
ウィル:ではお次は私の背後に表示される「1つの単語と1枚の写真が合わさったスライド」を見てみましょう!(スライドが切り替わるが、特に意味はない。)
スライドを切り替えている間に、語感の良い適当な単語をたくさんあげていきますね!
(4分20秒あたりから)
「Wata−wa」、「gava−gava」、「Turkey(トルコ)」、「mouse and mouth(ネズミと口)」、 「ship、trip、my dog skip(船・旅行・僕の犬のスキップ)」、「rip and dip Richard」、「I'm eating a baby Barber(僕は今赤ちゃんの床屋さんを食べてる)」、「My hungry tumtum(僕の腹ペコのポンポン)」,「Brad Pitt(ブラット・ピット)」、「Uma Thurman(ユマ・サーマン)」、「names,(名前)」、 「things(物ごと)」、「words words(単語、単語)」
(語感が良いだけで内容はない)
ウィル:もしかしたら何か意味がありそうな気がしない?たぶんだけど、聞いている人を満足させる結論を出すんです!(語感が良いだけでなぜか説得力があるようにみえる。)
私はというと、マイペースでテネシー育ちで、眼鏡を外して
(実際に眼鏡を外す)
実はこの眼鏡フレームだけです。レンズは入ってません!(笑)(テクニック4で紹介したビジュアルイメージのテクニック。眼鏡をかけるだけで頭が良さそうに見え、プレゼンも説得力が増すようにみえる。)
ただ単に頭が良さそうにみえるからかけてみただけです。
じゃあ話をまとめますね。結論や重要な内容を言うときには、
声のトーンを変えるといいですよ!かっこよくきまるんですよね!
ちょっとやってみますね!
(4秒間をおく、声のトーンを変えて、感情をこめる)
私が発見したのは!!!
すごいでしょ?人生はジェットコースターのようなもの。
私の講義をきいて、聞く前と聞いた後を比較してもなあんも考えさせることなかったでしょ?
うんうん!それで大丈夫です!じゃあ私の話を終わりますね!ありがとうございます!
(テクニック5:声のトーン、大小、スピード、間を上手に使う)
テクニック5解説:話すときに、声のトーン、大小、スピード、間を巧みに使おう!
最後まで、彼のスピーチは内容がないものでした。笑
でも、内容がないにもかかわらずなぜか説得力があるように聞こえてしまいます。
その理由として、彼はスピーチにおける細かいテクニックを使っているからです。
それは、話すときに、全てを一定にするのではなく、スピード、声の大小、間、トーンを変えているからなんですね!
お経のように、プレゼンがずっと一定のものであったら、聞いている人は飽きちゃいます。そのためにこういった声をつかったテクニックを使うんです!
いくら内容が良かったものでも、淡々と話していたは聞き手が退屈に感じ、その素晴らしい内容も入ってこないのです。
ペースを早めて聞き手の脳をゆさぶったり、ゆっくりとして印象づけたりするのもするのも話すときには大事なんですね。
まとめ
どうでしたか?
ウィル・スティーブン、彼のスピーチは最初から最後まで内容は特になく、意味のないものでした。ですが、テクニックを何個か使うことによって、なぜか頭がよく見えて説得力があるものへと変わってみせるんですね。
1 最初に自分の主張をしよう!
2 ジェスチャーを使おう
3 聞き手に参加をさせよう!問いかけてみよう!
4 ビジュアルイメージや数字を巧みに使おう!
5 声のトーン、スピード、間、大小を変えて変化をつけよう!
この5つのテクニックは実際のプレゼンでも使えるものです。
逆に彼とは反対に内容が素晴らしいものだとしても、この5つのテクニックがないと説得力のあるスピーチにはなりません。
パロディ系のTEDの動画でしたが、プレゼンにおいて使えるテクニックを学ぶことはできたのではと思います!
プレゼンなどをして、聞き手の心を動かす、説得させるものにしたいときは、この5つのテクニックを使ってみてください!(*^_^*)