ー世界へのDOORー

アメリカ留学経験済みの筆者が英語や留学、海外の文化等を紹介したり、自分自身が興味あるものをひたすら記すブログです。

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日本語と違う?英語の色のイメージと慣用句まとめ!

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皆さんは赤や青、緑などそれぞれどんなイメージを持っていますか?

私達日本人は赤は情熱的で、青は落ち着いていてといったイメージがあると思います。

こういった色のイメージを英語で考えるとしたらどうでしょうか。

 例えば、黄色やピンクですが、日本語で考えるイメージと英語で考えるイメージ、実は全く意味が異なってくるんです。

今回は、そんな色に関するそれぞれの英語のイメージと色を使った慣用句・フレーズを皆さんに紹介していきたいと思います。

 

 

日本語と違う?英語の色のイメージと慣用句まとめ!

今回紹介する色は全部で9色になります。それぞれ持つイメージは違ってきて、1色だけでプラスマイナス2つのイメージを持っている色もあるので、気をつけながら順番に見ていきましょう。


まずはこちらの色からどうぞ!

赤色 Red 

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最初は赤色です。
赤色が持つイメージとして、英語では「興奮」「情熱」「愛」「革命」「過激」といったイメージがあります。これは日本語のイメージでも同じですね。
ちなみに、日本では赤字といいますが、これは英語でも赤字状態のことをbe in the redといいredを使います。

赤を使った慣用句・フレーズ

red eye 夜行便ーなんでred eyeが夜行便なのかというと、夜行便に乗ると大体寝付くことができず、目が充血して赤くなるということからそういっ表現になります。

red-handed 現行犯ー
 直訳は「手が赤い」ですが、赤は血の意味もあり、そういった赤色が手についていることから何か悪いことをしているという意味になります。
現行犯で捕まえるといいたいときは、catch someone red-handedと言います。

see red 激怒する、かっとなるー
牛は赤いものに興奮することからできた表現になります。

paint the town red なにかのお祝い事などで騒ぐ、はしゃぐー
お祝い事やパーティをしてわいわい騒いでいるときに使います。


例:We painted the town red yesterday 昨日大はしゃぎしたの

青色  Blue 

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英語の青色のイメージは色々なものがあります。というのもプラスのイメージとマイナスのイメージ両方を持ち合わせているんですね。

まずプラスのイメージは、「忠実」「優秀」「希望」といったイメージ

逆にマイナスのイメージは、「わいせつ」「憂鬱」といったイメージがあります。


ちなみに、わいせつなイメージは日本語ではピンクですが、英語ではピンクではなく青色になるんです。

青を使った慣用句・フレーズ

one in a blue moon ごくまれに、めったに~ないー  
 ブルームーン(青い月)はごく稀にしかみれない月なので、めったにみれないといった意味になります。

feel blue 憂鬱になる、落ち込むー   
  日本語でも気分が滅入っているときはブルーになるといいますが、英語でも気分が憂鬱になったり落ち込んだりするときには、blueを使って表現することができます。

憂鬱といった意味で、blue Mondayという表現もあります。意味は「憂鬱な月曜日」になり、仕事や学校が始まる月曜日は誰しも気分がブルーになることからこういった表現になります。

例:I feel blue today. 今日は憂鬱だ

blue movie     ポルノ映画ー 
日本ではピンク映画ともいいますが、英語ではblueがそういった意味を表すので、blue movieとなります。

blue blood    貴族・王族出身、お金持ちー   
もともとはスペイン語が語源らしく、スペインに住んでいた「純血」のひとたちの肌が白い肌で青い静脈がみえていたことからきています。

out of the blue    思いがけず、突然ー   
直訳は「青の中から」になりますが、意味は突然、出し抜けにといった意味になります。

緑 Green 

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緑の英語のイメージも青のイメージと同じく、プラスとマイナスのイメージがあります。


プラスイメージは、「歓喜」「活気」「生命力」

マイナスイメージは、「未熟」「嫉妬」「経験の浅い」
といったイメージがそれぞれあります。

緑を使った慣用句・フレーズ

green 未熟な、若いー  
greenだけで未熟と言った意味を表すことができます。日本語では青二才など未熟な人を青で表しますが、英語では未熟な人を緑で表します。

give the green light  ゴーサインを出すー
日本では信号で進むときを青信号といいます。ですが、英語ではこの進む色を緑で表します。そのために、ゴーサインを出す、進むという意味としてgreenが使われているんです。

green with envy-   羨ましがる、ねたむー
上のマイナスイメージでも書いたとおり、greenには嫉妬といったイメージがあります。それに嫉妬という意味のあるenvyをさらに追加することでねたむ、羨ましがるといった意味になります。


A:Hey! Did you buy this clothes? ねえ、この服買ったの?

B:Yes. Actually, my mom bought this. うん、実はママが買ってくれたの

A:Really? I’m green with envy! 本当に?いいなあ!

 

黄色   Yellow 

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黄色の英語のイメージは日本語のイメージと随分と違います。
日本語の黄色のイメージは、活発で快活なイメージがあると思います。ですが、英語では

「卑劣」「臆病」「裏切り」といったマイナスイメージがあります。

黄色を使った慣用句・フレーズ

yellow belly 臆病者ー
bellyはお腹という意味で、直訳だと黄色いお腹になりますが、黄色は臆病といったイメージがあるので、腰抜け、臆病者といった意味になります。

yellow journalism 誇張して伝える報道、扇情的的なジャーナリズムー
yellow ojurnalismは、事実以上に感情を煽るような報道をすることを意味します。

例:I hate yellow joouenalism! 大げさな報道は嫌い!

紫  Purple

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紫の英語のイメージはプラスとマイナス2つのイメージがあり、

プラスイメージは、「豪華」「高貴」

マイナスイメージは、「俗悪」「仰々しい」
といったイメージがあります。

紫を使った慣用句・フレーズ


wear the purple 皇帝である

be born to the purple 王位貴族の家に生まれる

marry into the purple 玉の輿に乗るー
このpurpleは、貴族などの位の高い人を意味します。

go purple with rage 怒って顔が真っ赤になるー
日本語では怒りで顔が真っ赤になると赤色を使いますが、英語ではこれを紫色で表します。

例:I went purple with rage 怒りで真っ赤になった

 

白  White 

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白色の英語のイメージは、「潔白」「純潔」「真実」といったイメージです。日本語の

白色のイメージと変わりません。


白は全体的にみて、プラスなイメージがあります。

白を使った慣用句・フレーズ

a white elephant  無用の長物、大きくて扱いにくいものー
直訳は白い象ですが、昔、タイなどでは敵対する相手に神聖なものであった白い象を贈るという習慣があったそうで、そんな神聖なものを粗末にはできず、そしてエサ代などの費用もかかることから、こういった慣用句ができました。

to raise the white flag   白旗をあげるー
日本でも白旗をあげるというように、降参するときの色としてwhiteを使います。

white lie   悪意のない嘘ー 
悪意のある嘘ではなく、誰かを傷つけないためにいう嘘はwhite lieといいます。

white as a sheet 真っ青な、血の気のないー
直訳すると、シーツのように白いになりますが、日本語の顔面蒼白の白からこういった意味になっています。

例:Hey! You are white as a sheet! are you alright? ねえ!顔真っ青だよ!大丈夫?

灰色  Gray 

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灰色の英語のイメージは、「陰鬱」「わびしい」「寂しい」「陰気」といったイメージがあり、全体的にマイナスなイメージがあります。
大まかなイメージは日本語と同じです。

灰色を使った慣用句・フレーズ

gray prospects 暗い見通し

very gray day とても気が重い日ー
直訳すると、灰色の日になりますが、grayには陰気といったイメージがあるので、重苦しい日といった意味になります。

gray area グレーエリア、どっちつかずの範囲ー
どっちつかずの曖昧な範囲、エリアのことをgray areaと言います。

 

黒色  Black 

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黒色の英語のイメージは、「死」「失望」「悲哀」「不吉」といったマイナスイメージがあり、日本語のイメージと変わらないです。


白と反対色で、イメージも反対になってきます。

黒を使った慣用句・フレーズ

black sheep 厄介者ー
白い羊と比べると、黒い毛の羊は価値が低かっために、厄介者といった意味になりました。

black out 気を失う、失神するー
日本語では意識を失うことを、目の前が真っ白になるといいますが、英語ではblackを使います。

black eye 目の周りがあざなどで青黒くなっているときー
どこかにぶつけたり、叩かれたりして目の周りがあざなどで青黒くなっているときに使われます。日本語では青あざなど青を使いますが、英語では黒、blackを使用します。

例:He has a black eye because he hit his eye. 目をぶつけたために、彼の目の周りが青黒く(あざに)なっている。

ピンク Pink

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最後の色はピンクになります。
ピンクの英語のイメージは、「健康」「活力」といったイメージがあります。

 

日本語ではいやらしいイメージもありますが、英語では特にそういったイメージはありません。

ピンクを使った慣用句・フレーズ

 

pink eye かわいい目ー
赤ちゃんのかわいさを表す色としてこういったpinkが使われます。

in the pink とても健康な、とても元気でー
日本語ではピンクは元気なといったイメージがないのでわかりづらいと思いますが、英語では精神的、肉体的に健康な様子を表します。

例:She is in the pink 彼女はすごい元気だ

see pink elephants 酩酊する、酔っぱらいがみる幻覚ー
ピンクの象なんて現実にはいませんよね?そういった実際にはいないものをみるといった表現で、幻覚をみる、かなり酔っていてそういったものをみるといった意味になります。


ピンクには卑猥なイメージはないと言いましたが、性を連想させるものはあります。
例えば
a pink collar jobは、女性が就きやすい職業、たとえば秘書やネイリストなどそういった女性が多い職業にはpinkを使って表現します。

 

 

まとめ

 

いかがでしたか?

英語の色のイメージをそれぞれ紹介してみました。


日本語と同じイメージの色もあれば、まったく違うイメージのある色もあったと思います。

英語の色のイメージをそれぞれ理解していれば、色がつく慣用句なども理解しやすいと思います(*^_^*)


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