ー世界へのDOORー

アメリカ留学経験済みの筆者が英語や留学、海外の文化等を紹介したり、自分自身が興味あるものをひたすら記すブログです。

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アメリカ留学中にアルバイトってできる?留学生のバイト方法とは!

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アメリカの国旗

みなさん、こんにちは!こんばんは!Rinです。

今回は久しぶりにアメリカの留学情報について紹介したいと思います。


今回の記事の内容は、
アメリカ留学中のアルバイトについてです。

 

これからアメリカ留学を考えている方や、する予定の方でアルバイトはできるのだろうかと疑問に思っている方、
もしくは今アメリカに留学中で現地で実際にアルバイトをしてみたいと考えている方を中心に、紹介していけたらなと!

 この記事を読めば、

アメリカ留学中にアルバイトをすることはできるのだろうか?
・もしできるならば、どこでどんな風にアルバイトをすることができるのか

 

を理解することができると思います!

ちなみに私は実際にアメリカに3年間留学していた経験があり、その間のアルバイトのことについても話していきたいとおもっています。(*^_^*)

 

 アメリカ留学中にアルバイトってできるの?

 

まず最初にこの質問、「アメリカ留学中にアルバイトってできるの?」

 


この答えは

 

 

NOです!


なぜかというと
基本的にアメリカでは、学生ビザで就労することを法律で禁止されているからなんです。もしそれを知らずしてしまったとしても違法行為になりせっかく留学したのにアメリカにいれなくなるということもありえます。

アメリカではもし働くのであれば、学生ビザではなく就労ビザ、インターンシップで一定期間働くのであれば、インターンのビザがそれぞれ必要であり、学生ビザで働くことは基本的にできないんです。

アメリカの留学生がアルバイトを禁止されている理由

なぜ、学生ビザを所持しているアメリカの留学生は、アメリカ人と同じようにアルバイトができないのかというと、

基本的に学生ビザを取っているアメリカに来た留学生は、あくまで外から来た留学生というスタンスがあるからです。

アメリカは移民大国であり、毎年外から色々な移民がアメリカにやってきます。そのためにずっとアメリカで生活をしない留学生などにお仕事をあたえると、
現地のアメリカ人の雇用がなくなってしまうという恐れがあり、学生ビザでのアルバイトは禁止されているんです。

よく、学生ビザでアメリカでこっそり働く日本人留学生などもいますが、見つかったり発見されたりしたら最後。
留学の権利も剥奪され、最悪アメリカの入国禁止や強制送還されるかもしれません。
一見バレなきゃいいや!と軽く思ってこっそり違法労働している人もいると思いますが、それは甘い考えなので、すぐに働くのを辞めるのが賢明です。
もし仕事していることが明らかになって、留学できなくなったら元も子もないと思うので。


じゃあアメリカで学生で働くことはできないの?

上で、基本的にアメリカで学生ビザで働くことはできないと言いましたが、全くもって働けないということはありません。


ある条件を満たした人だけ、アメリカで働くことはできます!

それは、

F-1 ビザを取得している学生
(大学、カレッジに長期で通う学生が持つビザ)
学期ごとにフルタイムで12単位以上受講する学生
GPA(成績)2.0~2.5以上を獲得している(大学によって違います)


これらの条件を満たしている人であれば、
大学、カレッジのキャンパス内(On Campus内)で
週に20時間以内の労働のアルバイトをすることが可能
です!


逆にできない人は3ヶ月などの短期で、しかも語学学校に留学だと働くことはできません。
3ヶ月でアメリカに留学する場合は、基本的にビザは不要でESTA(エスタ)を取得するだけで渡航可能ですが、ESTAだけで、F-1ビザを持ってないようであれば、学内でもアルバイトをすることは不可能です。
また、語学学校でF-1ビザを所持している生徒でも、語学学校によってはアルバイトをすることは禁止されている学校もあります。
基本的に短期の語学学校の間にアルバイトをするということはできない、ということを覚えておいたほうがいいです!

アメリカの大学でできる(On campus)アルバイトの種類

大学内
上に提示したように、F-1ビザ(アカデミックな学問を学ぶための学生ビザ)を所持しており、フルタイムでクラスを受講して、成績は基本的に2.5~以上は取っておくと、キャンパス内でアルバイトをすることは可能ですと言いましたが、学内でのバイトは果たしてどんなものがあるのか詳しく紹介しますね!

大学内の売店 (レジ)

アメリカの大学では、売店に大学でのクラスに必要な教科書や参考書、文房具などが売られているところがあります。


そこでのレジは主に学生がバイトでしています。新学期などはたくさんの学生が教科書などを買いに来るので、接客などで大変になりますが、それ以外の時期は比較的普通だと思います。

 

レジ打ちに慣れている人だと採用されやすいと思います。後は学生などが、教科書の場所などを訪ねてくることが結構あるので、そういった対応を基本的な英語でできるのも条件の一つでしょう。

 

学内カフェテリア(コーヒーショップ)

大学内にあるカフェテリアやコーヒーショップなどで、ドリンクを作るお仕事になります。混雑する時間は特にお昼の時間や、クラスとクラスの休憩時間など学生が並んでいるのを見かけました。


日本でカフェで働いていた人はこの仕事になれやすいのではないかと思います。また、英語を話せることは必須です!基本的にオーダーを取って作る作業なので、オーダーの受け答えの英語と、コーヒーなどの種類を覚えておくことがまず最低限するべきことです。

チューター

チューターも留学生ができるアルバイトの一つです。
チューターとは、教授とは違い別の先生として、
学生が他の学生に勉強を教える仕事です。

私のカレッジでは英語、数学、理系(化学、物理)などのチューターがいました。英語のチューターに留学生がなれる比率は低いと思いますが、数学などが得意な留学生はチューターになれる可能性もあります。基本的に知識がある程度ある人向けです。なぜなら学生がわからない範囲を教えるということが基本的な仕事なので。

チューターは、それぞれの科目のチューターがいる部屋があるので、そこで待って、学生がそこのチュータールームに来たら教えることになります。

図書館のアシスタント

図書館内
図書館のアシスタントもアルバイト可能です!

私のカレッジでも図書館でアルバイトしていた留学生の友達もいました。
基本的な仕事内容は、本を学生に貸し出したり、本の整理などです。館内のことを把握しておくのも仕事の一つになります。

ESLのクラスの先生のアシスタント

これは実際に私の仲の良い日本人の男友達がしていました。
ESLとは英語を第二外国語とする留学生のためのクラスで英語を学ぶクラスになります。

ESLとは?その特徴と通っていて思ったこと!


そのESLの先生のアシスタントにカレッジによってはなれるかもしれません。

私のところでは、アシスタントになるにはESLのクラスを終えて、普通の通常クラスをすでに取っている人を募集していました。
実際に留学生のアシスタントとして活躍できますし、一足先の先輩として英語以外のことも色々アドバイスできる立場になります。

私がしていた「ラジオ局」でアルバイト!

私はアメリカ留学中に実際にアルバイトをしたことがあります!

キャンパス内でアルバイトをするために必要なものは?

 

まず、キャンパス内でアルバイトをするには、

現地のアメリカ人と同様に
Social Security Number
日本語で言うと、社会保障番号が必要になります。


このSSNは地域ごとにある社会保障事務所で申請をすることができます。

この申請は一人でするのではなく、
留学生のサポートなどをしてくれるキャンパス内にかならずあるInternational Student Officeの事務員さんと相談しながらこのSSNを取得するようにしましょう!

そもそも、アルバイトを許可されるには、最初にアルバイト先の責任者に働く許可証をもらって、
次にInternational Student Officeの留学アドバイザーから許可書をもらって、近くの社会保障事務所に行ってSSNを取るという流れになると思います。

この社会保障事務所に行くときに必要なものとして、

パスポート
アルバイト先の責任者からの手紙
留学アドバイザーからの手紙
SSN申請書(社会保障事務所で記入する)
I-20
I-94 (社会保障事務所で記入する)

これらが必要になるので注意してください!

キャンパス内のアルバイトの探し方って?

find jobと書かれたキーボード

アルバイトの種類や必要なものはわかったけれど、キャンパス内のアルバイトをどうやって探せばいいんだろう?と思われる方もいるかもしれません。

探し方は何通りかあるので、その方法を紹介しますね!

1 実際に働こうと思っているところで聞いてみる!

キャンパス内でのアルバイトをしてみたいと思うのであれば、
実際に働こうと思っている先の従業員(アルバイトの人に)「働いてみたいのですが」と聞いてみて今実際にすぐに働ける人を募集しているのか尋ねてみます。
もし、働ける人を募集しているのであれば、そこの責任者の人とアポイントを取って面接の機会を作れるかもしれません!

2 留学アドバイザーに相談する!

留学生なら、留学生の色々なことに親身に相談に乗ってくれる留学アドバイザーに、オンキャンパスの仕事のことについて相談するのもいいでしょう。


キャンパス内のお仕事の探し方や手続きの仕方について全くわからないのであれば、アドバイザーに働きたい意思を伝えて、働き口を相談しながら一緒に見つけていくのもいいと思います。

 

3 大学のホームページから探そう!

大体の大学のホームページは、On campusのアルバイト募集について載せているところがあるので、それをこまめに見ておくのも大事です!


まず最初に大学のホームページから自分のパスワードとIDを入れて、個人専用ページに行きます。
そしたら、Job listingやStudent Employmentなどのアルバイトに関する表記がされているのでそこをチェックしてみるといいでしょう。

 

アメリカの大学生活はそもそも勉強が大変でアルバイトができない?

大学の教室

ここまで留学生ができる大学内でのアルバイト情報を紹介しましたが、一回アルバイト探しをする前に考えてみてほしいことがあります。


それは、
自分がなぜアルバイトをしたいのか? 
アルバイトをしても、勉強に支障がでるようなことはないか?
ということを自問自答してほしいのです。


日本では、そんなことを真剣に考えなくても、授業とアルバイトの両立は比較的できると思いますが、
アメリカではかなりの課題の量を出され、ほとんどの大学生が毎週課題に四苦八苦し勉強に明け暮れているのを3年間の間見てきました。

カレッジ生のとある一日 in the US! - ー世界へのDOORー

 

実際に、私自身課題やプレゼンの準備で忙しくて部屋で泣いたことも何度もあります笑^^;

そのため、日本の大学生の感覚でアルバイトをするのと、アメリカの大学でアルバイトを両立するのは基本的に違うことを知って、

学内でアルバイトを始めるときに、
「この仕事をしても学業をおろそかにすることはないか」「成績をキープできるか」を考えたほうがいいと思います。
また、学内でアルバイトできる学生は、上にも書きましたが
「GPA最低でも2.0~2.5以上」と決まっています。

このことからもわかるように、
成績をキープできた上でアルバイトをするというのが原則として決まっています。

個人的にはアメリカの学生生活に慣れ始めて、ある程度課題も自分なりにこなすようにできるようになってから、アルバイトをするのをおすすめします!でないと、アルバイトのせいで成績が落ちて大学を退学になるといったことにもなりかねないので^^;


基本的に勉強を第一として、余裕ができてきたらアルバイトに挑戦してみる!が一番かなと(*^_^*)
長文になりましたが、ここまで読んでいただいてありがとうございます!


アメリカのアルバイト事情でした!!

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