ー世界へのDOORー

アメリカ留学経験済みの筆者が英語や留学、海外の文化等を紹介したり、自分自身が興味あるものをひたすら記すブログです。

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 [TED!]元統一教会信者が話す「カルトの考え方」ダイアナ・バンスコータ

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皆さんこんにちは、こんばんは!Rinです!

今回はものすごい久しぶりに、「TED」のスピーチの中からスピーチを選んで記事にして書いてみました。

 

TEDの記事を書くのは本当に久しぶりで、この記事以来なので

 

 

www.rin-world.com

 

 

もう3年以上も経っています!確かに最近はいろいろなカテゴリーを変えているので、時間が開くのもしょうがないのかなと思いますが、まさか3年間もTED関連の記事を書いていなかったので自分でもびっくりしています😅💦

 

さて、今回のトピックですが今回は最近問題になっている統一教会関連の記事になります。今回話してくれる方はダイアナ・バンスコータさんという方で、なんと本人自身が昔統一教会に入っていて、実際に信者だったと言う方です。

 

宗教や政治のトピックはあまり控えていたのですが💦(皆さんそれぞれがいろんな意見を持っているので😖)彼女の一意見として今回の記事を読んでいただけたら幸いです🙇‍♀️✨

 

彼女からどんな話が聞けるのか、詳しくまとめていきます。

 

[TED!]元統一教会信者が話す「カルトの考え方」ダイアナ・バンスコータ

 

 

今回紹介するTEDの動画はかなり昔のものですが、今も問題になっている統一教会関連の動画だったので「宗教関連や政治関連の記事はあまり取り上げないので、    (また、取り上げるのを控えていたところもあるのですが、)今回思い切って記事にして書いてみよう」と思い今回取り上げてみました。


最初少し笑えるところもありますが、途中からシリアスなシーンになり聞き入ってしまい、動画はすぐに見終わってしまいました。

他のTEDの動画と比べて、6分50秒ぐらいで短いので、時間のある時にすぐに見れると思います。

もちろん動画を見ることをお勧めしますが、見ない方にも理解できるような記事になっているので最後まで読んでいただけたら嬉しいです。😌💡


先ほども名前を挙げましたが今回TEDでお話しするのは、ダイアナ・バンスコータさん。

彼女は統一教会の元信者でした。ちなみに、多くの方が既にご存知だと思いますが、統一教会とは、「世界基督教統一神霊協会」のことで、韓国発祥のキリスト教系新宗教団体のことを指しています。

(ですが一般的にキリスト教会は統一教会はキリスト教の一教派として認めていないそうでず」

今回は、彼女が統一教会に加わった経緯とその中の長き5年について話します。

加入していた彼女だからこそわかる内部からの意見、また過激派に言及して、昔から今日に至る闘争について考える道筋を彼女は皆さんに対して提案します。

 

統一教会に5年間入っていたディプログラマ(洗脳解除者)ダイアナさんは、後に自らがディプログラマ(洗脳解除者)になるも…。

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私(ダイアナさん)が統一教会に入信したのは1974年からです。平和活動などに参加していましたが(当時17歳)、キリストのような文 鮮明(ぶんせいめい)さんとった第2 のキリストが現れ、私は神(キリスト)よりも特別に、彼の奉仕者に選出される準備があったのだと段々と信じるようになりました。


もちろん私の家族は良く思う事はなく、あらゆる手で家族は私を説得してきました。

当時地下で活動していた怪しい 秘密組織、彼らのことをディプログラマ(洗脳解除者)と呼ぶのですが、私が統一教会に入っている5年間の間が過ぎた後、私の家族は私の洗脳を解くために、ディプログラマに依頼しました。


その後は、私自身がディプログラマ(洗脳解除者)になって統一教会を辞めた後約5年間にわたってディプログラマ(のお仕事をしていきました。


ただ、私の携わった事例はほとんどが望まぬ行為とみなされて、拉致の疑いなどで逮捕されたりもしました。

1 週間程話をするために 対象者の家族には安全な場所の確保をお願いしていたのですが、これが半ば強制的であると判断されてしまったようです。

こういったこともあって私はこのディプログラマ(洗脳解除者)の仕事を辞めるちょうど良い機会だと思い、ディプログラマ(洗脳解除者)のお仕事を辞めました。


 ジョーンズタウンに関する あるドキュメンタリに出会い…。まさに洗脳の世界

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約20年が経ち、 ある疑問が私の頭の中にずっと駆け巡っていました。

 「なんでこんなことが私に起こったのか?」 

「実際 私の脳はどうなったのだろう?」 と。


何かが起こっていたのは明らかです。 

私はこの10年間何が起こったかについての 自叙伝を書く決心をしました


私の自叙伝の執筆活動が終盤にさしかかった頃、ちょうど「ジョーンズタウン」に関する あるドキュメンタリーを観ました。

そこには、身の毛もよだつ光景が広がっていました。

ジョーンズタウンの住民が、ある日一気に約900人亡くなったのです。 ほとんどの方が自殺をしました。

女性は赤ん坊に毒をやって泡を吹いて死ぬまで見届けました…。


ちなみに皆さんは「ジョーンズタウン」の事件についてご存知でしょうか?

私(Rin)も今回のTEDで初めてこの事件を知り、調べてみたのですが、ジョーンズタウンとは、

アメリカ合衆国のキリスト教系新宗教(カルト)・人民寺院によってガイアナ北部に開拓・設立された町(コミューン)のことを指します。

1978年11月18日、この人里離れたコミューンで計918人の集団自殺を決行したことで世界的に有名になってしまいました。

 

ジョーンズタウンの事件についてもっと詳しく知りたい方はこちらを参照してください。

www.vice.com

 

洗脳される人はまるでウィルスのように感染される。そして感染されやすいのは主に〇〇の人たち。


私が洗脳されたことも含めて、こういった洗脳やジョーンズタウンの事件など、このような事は一体どのように作用するのでしょうか?

私に起こったことを、ウィルス性メーム伝達と思ったのでしょうか?

ちなみに、メーム学に馴染みのない方は、その定義は人間の脳内に 複製を作って、まるでウィルスの様に脳から脳へと移ってしまう思想だと思ってください。

まさにこういったカルトの洗脳はウィルスのように感染しま。

そして特に脆弱な免疫系をお持ちの方に感染しては大きな被害を出すのです。


二極化など存在しない。解決するためには皆と共に取り組んでいくことが大事

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1974年、当時17歳の私は若く無垢で、自分の世界におぼれた真の理想主義者でした。

感情的にどうしても弱っている時は、難問に対する取っつきやすい解決策は魅力的に感じてしまうものです。

すると循環論法が 台頭してきます。

 「文は神の使いだ」

 「神が世界の問題を全て解決してくれる」

 「私はただ従えばいいのだ」

 「神は私の望んだとおり 戦争や飢餓を全て正してくれる」 

「私は謙虚に従うだけ」 

「最終的には使いを通じて神が世界を正してくれる」 

 

この思想が絶対のものとなってしまいます。


この思想の最も危険な点は

 "私たち" と "他人"

 

 '"正" と "誤"

 "善" と "悪" の様な二極化を 生み出してしまうことにあります。

二極化することで 、何もかもを可能にしてしまうのです。そして 全てが合理化されてしまいます。


私たちが洗脳やカルト宗教に対処するためのまず最初のステップは"私たち"と”他人”といった二極化など存在せずに、皆共に取り組んでいく という認識を持つことです。

 

感想

私が「なるほど!」と思った点は、カルトのような洗脳思想は、ウィルスのように人から人へと感染してしまって、特に免疫のない、脆弱な人間に対して大きな被害を及ぼすと言うことです。これはもっともな意見だと思います。


精神的に弱っている人間は、また考えが偏っていたり単純な考えを持っている方たちは、人から与えられたわかりやすい考えや思想を頭の中で何度も反芻されることによって、その考えが強化され洗脳に至ってしまうといったことです。😣💦

そのためその人に対して神様だと思うようになり、ニ極化した極端な考えしか、洗脳された人たちは抱けなくなるようになってしまいます。

問題とは2極化されるような単純な問題だけではありません

私たちはそう洗脳されないように、そういった怪しいカルトやビジネス他にもいろいろあります。まず入信したり、そのビジネスをする前に、「まず今の自分の精神的な状況は弱っている立場ではないか」「本当にこの宗教、ビジネスは客観的に考えて安全で大丈夫なのか」と自分のことを客観視して冷静に対処して考えることが大事かなと思います💦

自分自身を守るためにも、ぜひこの記事を読んでいただけたら幸いです🙇‍♀️✨💡


ちなみにダイアナさんは本を出版しています。

英文ですが今回の記事に興味を持った方や、英語の勉強している方にはぜひお勧めの本です。

 

 

 

 

 

また、他のTEDの基準を読みたいと言う方はこちらの記事も併せて読んでみてください!

 

www.rin-world.com

 

 

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